プラスチックの魚について | 散る逢うと

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続・近況 嘔吐マチック






これは人と共有することのできない感覚なのかもしれないけど

自分の大切な物を、自分で無茶苦茶にしてダメにしてしまうときの、感情の高ぶりみたいなものありませんか?

こんなこと言い始めるとド変態みたいだけど
変態的な感覚じゃなくて
自分の中では、原始的に繊細な感覚な気がしてます。




小さい頃の古い記憶
何歳だったか覚えてないけど、小学校に上がる前、3才とか4才だと思う。

当時のお気に入りのおもちゃに
お風呂場で遊ぶ魚釣りを模したプラスチックの色とりどりの小さい魚と釣り竿のおもちゃがあった。

風呂桶にお湯をためて、魚を泳がせて
口の部分にある輪っかに釣り竿の針の部分を引っ掛けると魚が釣れるっていう簡単なおもちゃ。

風呂に入らされて頭をシャンプーで洗われるのが嫌いだった俺を
両親はそのおもちゃを餌にするために買い与えたんだと思う。

小さいけど、赤とか青とか黄色とかの魚が
何故かえらく気に入っていて
それで遊ぶためなら、嫌いな風呂も苦じゃなくなっていた。と思う。

それでもやっぱり時々、頭にシャンプーをつけられて泡だらけにされるのがすごく嫌になって
グズって癇癪を起こすことがあった。

ある日また癇癪を起こして泣きわめいて
ふと、閃いた

「この目の前にある大事なおもちゃを、自ら手放したらどうなるだろう」



小さい時の変な癖というか、捻くれたものの考えというか

自暴自棄って言葉が1番ピンとくるかもしれない


とにかくグズってる時に、その状況をさらに自分で悪化させるような事を
したくてたまらない、しなければならないような衝動にかられる事が多々あった。


その時も、ついその衝動にかられて


大好きなそのおもちゃを、風呂桶のお湯に浮かんだ小さなプラスチックの魚たちを


バスタブの下と排水口の間にあいた隙間にぶちまけた。


で、泣き叫んだ。


その時一緒にお風呂に入っていたのが父親だか母親だか忘れたけど
えらく叱られて


えらく叱りながらも、その魚たちをその隙間から救い出そうとしてくれて


その光景を見て、なんてことをしてしまったんだとまた泣いた。


結局全部の魚は救い出せなくて


俺の記憶の中ではその日以降、お風呂場にそのおもちゃの姿を見ることはなくなった。

あの時の感情の高ぶりたるやものすごいもので、今でも細かい状況と背景はさておき、その時の心境は鮮明に思い出せる。


あの日以来、大事なものを自らダメにして手放す事への罪悪感とか背徳感とか絶望感とかが入り混じった、へんな興奮みたいなものが心の何処かに根付いてる。


実際、今でもそれをやったりする。
そんな時はいつでもあのプラスチックの魚たちを思い出す。


あと、ロックンロールスターがギターを叩き折るシーンを見ても思い出す。



なんでこんな話をしだしたかと言うと
昨晩ある夢をみたから。

夢の中では日付は2015年の3月14日
Magic Roll vol,2の当日だった。

待ちに待った日のはずなのに何故か心持ちはすごく憂鬱で

これからハコに向かおうって時にある友人に
「これから飲みにいこうよ」って誘われた。

憂鬱な気持ちだった俺は例の「もし大事なものをぶち壊したらどうなるだろう」って衝動が発動して
誘われるがまま飲みに行った。

で結局ベロンベロンになるまで、夜までのんでしまって。
イベントが終わる時刻になって、とても耐えられるレベルじゃない自己嫌悪と絶望に苛まれる

っていう夢を見たわけです。

変な汗をかきながら目が冷めてホッとして、そしてあのプラスチックの魚たちをまた思い出した。


正夢にしたい夢は誰にも言わない
正夢にしたくない夢はすぐに誰かに行ってしまう
というジンクスを持ってるため
ここで吐かせてもらいました。


もう3歳児じゃないので
自分の企画を自らダメにしてしまうようなことは絶対にしません。
でも裏を返せば、この夢を見たことによって
Magic Rollが自分にとってどれだけ大切なイベントなのかを再認識できた気がする。
既に宝物なんですね


とか言って。



長ったらしい、内容のない雑記乱文でしたが
最後に

俺の髪の毛が、天パで天然ダメージヘアなのは
きっと小さい頃、シャンプーが嫌いで良く頭を洗わなかったからだろうなぁ

と思います。




冒頭のLily Allenの曲は最近気に入ってよく聞いてるだけで内容とは全く関係ありません。

さいなら!