17 相手を活かすあやつり方(男は3語であやつれる) | 主夫のコラム〜家事と育児とときどき手品〜

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「笑ろてるパパがええやん!」
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道具も人も、使い方を知ればあやつることができる。

あやつりかたには2種類ある。

相手を消耗させるあやつりかたと、長持ちさせるあやつり方。

 

消耗させるあやつり方、つまり自分の短期的な利益のために相手を使い捨てにすること。

無茶なスピード、猛ブレーキ猛ハンドルの連続で車を潰すも、無茶な働き方や家庭のプレッシャーで夫を早々に潰すのもよろしくない。

できれば長持ちしてもらったほうがいい。

 

そのためには無茶を要求しないことともう一つ、メンテナンスをすること。

そのための定期点検や車検。

結婚相手なら対話によるメンテナンスが有効。対話には喧嘩もラブラブも含まれる。

 

物のあやつり方はこの二択だけど、人のあやつり方にはもう一択ある。

それは、相手を成長させるあやつり方。

妻が夫をあやつって成長させよう、という記事が多いのは、妻のほうが夫よりも大人で、現実をわかっていることが多いから。

 

実際に成長するには夫本人の中に動機が必要。

それを呼び起こすためにメンテナンス・対話をしよう、という記事もある。

 

これには意義をとなえたい。

対話って、相手をあやつるためにするんではなくて、相手を愛してるから対話したい、というのが本来のはず。

 

結果として、もし相手が成長してくれればめっけもん、という程度で。

根っこを取り違えてはいけない。

 

※男は3語であやつれる 伊東明 PHP研究所

 

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