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三匹の忠臣蔵

日々是好日。
お弁当ブログだった「お弁当にはたまご焼き」からリニューアル。
映画レビューを中心に、日々思いついたこと、感じたこと、趣味のことを書いてます。

退屈な車椅子生活を送る男が向かいのアパートの部屋で起こった事件を目撃したことで自分から騒動に首を突っ込んでいく物語。

足を骨折し、車椅子生活を送るジェフ・リーズ(ジェームズ・スチュワート)は、退屈しのぎに向かいのアパートを観察していた。
覗き見は恋人のリザ・フリーモント(グレイス・ケリー)と看護師のステラ(セルマ・リッター)も巻き込み、次第に“推理ごっこ”として盛り上がっていく。

ある夜、気になっていたラーズ・ソーワルド(レイモンド・バー)の部屋から女性の叫び声とガラスの割れる音を聞き、雨の中、彼がスーツケースを持ってアパートを出ていくのを目撃する。

その後ジェフは、ソーワルドの妻の姿を見かけなくなったことに気づき、さらに引越し業者に大きな荷物を運び出させる場面も目撃する。

不審に思ったジェフは、刑事トム・ドイル(ウェンデル・コーリイ)にソーワルドの捜査を依頼し、リザとステラも協力して三人で真相を探ろうとする。

部屋の中で下着姿のまま無邪気に踊る女性の姿が微笑ましく、住民たちの暮らしを覗き見しているうちは良かったものの、事件らしきものを目撃したことで、「巻き込まれる」のではなく「自分から首を突っ込んでいく」という、とてもウィットに富んだ行動を起こす三人組が面白い。

特に派手な演出らしい演出はなく、画面構成と視線の誘導だけで緊張感を高めていくアルフレッド・ヒッチコック。
彼の映画は、物語そのものが生き物のように見える。

リザと、向かいの部屋で踊る女性の存在が、ことにかく可愛らしい。

 

 

リヤ・ウィンドウ:ジェームズ・スチュワートとグレース・ケリー