女性をつまみ食いしながら旅する男に、救いようがないラストが待ってたというお話。
原題は「生活の発見」。
出演した映画で揉めてしまった俳優のギョンス(キム・サンギョン)は、気分転換を兼ねて、春川に住む先輩ソンウ(キム・ハクソン)を訪ねる。
ここで舞踊家ミョンスク(イェ・ジウォン)と会い、そのまま頂いてしまう。
その気になったミョンスクから逃れるように釜山行の汽車に乗ったギョンスは、隣に座った人妻のソニョン(チュ・サンミ)に惚れて、、再びそのまま頂いてしまう。
都合良く女性をつまみ食いしていたギョンスは、ソニョンといっしょに占いを見てもらう。
ギョンスが電話でミョンスクに「人として生きるのは難しいけど、怪物にはならないようにしましょう」と言ったあとのセリフが、彼がどんな人間なのかを端的に表してる。
“気まぐれ”というよりも自分に甘いだけの男で、邦題あるある詐欺。
他愛もな無責任男のつまみ食い旅なんだが、ラストがあまりにも救いがない。
占い師(ユン・ギエ)の切り捨てるような言い方と、軽やかな足取りのソニョンとは裏腹に落ち込むギョンス。
自分がいかに罰当たりかを悟るような、演じるキム・サンギョンの表情がすべてで、このために2時間近く観ることになった。
