マヌケな若者たちの行き場のないエネルギーが爆発しつづける、とにかくハチャメチャなブラックコメディ。
ストーリーがあるのかどうかさえ分からない、ある意味潔い作品。
野球をやめたノーマーク(イ・ソンジェ)、音楽狂いのタンタラ(カン・ソンジン)、芸術家志望のペイント(ユ・ジテ)、無鉄砲(ユ・オソン)の4人が、過去に襲ったことがあるガソリンスタンドをいきなり襲撃する。
なんのこっちゃ分からないまま、ガソリンスタンドの社長(パク・ヨンギュ)はオロオロして言いなりになるだけで、たまたま来店した2人の警官(キム・ウンス、イ・ウォンジョン)も助けてくれない。
このままハチャメチャな展開が続くが、彼らが何をしたいのかが分からないので、こっちは何が面白いのかさっぱり分からない。
まぁ、これがこの映画の売りっちゃぁ売りなんだろうけど、まったくハマらない。
強引に評価すると、行き場のないエネルギーが爆発する青春グラフィティーにも見えるが、それにしては粗すぎる。
それでも、あえて見どころを探すとしたら、今じゃビッグネームになった役者たちがゴロゴロ出てること。
主役の4人はもちろん、キム・スロが出てきたり、ユ・ヘジンまで出てきたのには驚いた。
そういう意味では、2000年代の韓国映画界を背負って立つことになる大物俳優たちが顔を揃えた、”スーパー玉出”箱のような映画で、今の目で見ると、「お前もおったんか!」を楽しむ映画にはなる。
