アストン・ビラEL優勝、今年はサッカーが熱い | 三匹の忠臣蔵

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キャリアと忠誠、そのどちらを選ぶのか

アストン・ビラEL優勝。
エメリの手腕によるところが大きい。

 

アストン・ビラEL優勝 エメリ

 


かつてはちんどん屋みたいなチームやったのに、通算5度目のEL制覇は流石。
そう言えば、誰とは言わんけど元10番でシティーに行って、今は違う青ユニ着てるグリーリッシュ。

彼は育成出身の生粋のビラ・キャプテンやったのに、「最高峰のトロフィーを掲げる」と言って移籍したはいいが、エブリデイ・ベンチから、今は青いユニホーム着とんねん。

こっちも誰とは言わんけど、同じELで移籍を拒み、トッテナム愛を貫き去年トロフィーリフトしたキャプテンがおったな。
ソン・フンミン。

 

トッテナムEL優勝、ソン・フンミンら歓喜の瞬間

 


「キャリアの成功」と「クラブへの忠誠」はトレードオフの関係にあるという分かりやすい見本。
やっぱり人生は分からん。

プレミアリーグも、あろうことかアーセナルが怒涛のデッドヒートを制して22年ぶりの優勝を決めてしまう。
にも関わらず我がトッテナムの皆さんは最終節まで降格を争うことを決め、正気の沙汰とは思えん。
何やってんねん、コイツら。

 

アジアの育成サッカー、ちょっとバグってる

一方、女子のAFC(AWCL)ではネゴヒャンとスウォンが対戦し、ネゴヒャンがアウェイ&豪雨の中での勝利。
決勝進出は素直に凄いし、こっちもベレーザ(日本)と対戦するが、一度負けてるからどうなることやら。

アンダー世代のアジアも激アツで、U-17女子は朝鮮(SNSの文字数のこともあり朝鮮と呼ぶようにした)の怒涛の優勝。
点数がほぼ野球やし、得点王になった10番(ユ・ジョンヒャン)は大会15ゴールって、これって、ちょっとしたリーグ戦の数字やで。
ありえん。
今大会の朝鮮の総得点数も36得点とバグってる。
おかしいやろ?
 

得点王になった10番ユ・ジョンヒャン

 


これに対して相変わらずヤフコメでは”年齢詐称”とか言って溜飲を下げてるけど、これって負けた日本を貶めてることに気が付かんのが不思議。

男子U-17も、韓国をPKで破ったウズベキスタンが、昨日の日本戦では土壇場の同点劇から超カオスなPK戦の末に散るという大ドラマ。
男女ともU-17を見て言えるのは、韓国の衰退と中国の躍進。

いよいよ中国の育成が回り始めたんかな?
決勝はネトウヨさんは荒れるやろうけど、中国が強くなるのは日本にとっても悪くない。
決勝が楽しみ。

個人的にはウズベキスタンをずっと応援してて、こっちも海外から監督やコーチを招き、着々と力をつけてる。
しかし、ここ一番で散ってる印象。
今回の日本戦も、後半アディショナルタイムに劇的に追いつきながらPKで散る。それもあんなけ外すか?ってほどで、PK的にはこっちもバグってる。

そう言えば、どこの国とは言わんけど、正々堂々戦って負けたのに未だに『ドーハの悲劇』と語り継ぐ国があったな。可哀想に。

欧州CLが終わったらすぐW杯予選やし、秋には男女のU-17・U-20の本大会もある。

 

「優勝」だけを追いかける時代

最後に、お小言を言って水をさすつもりはないけど、最近の傾向として日本では当たり前のように「優勝」を掲げるようになった。
でも、サッカーってそんな簡単な競技ちゃうやろと思う。

90分の中で、一回のPK、一枚のレッド、一つの誤審で全部ひっくり返る。
それでも「優勝以外失敗」みたいな空気で語られるのも違うと思うし。

個人的には、そういう“結果だけ主義”より、「育成 → 世代交代 → 組織作り → 継続性」をどう回しながら、「どんなサッカーを目指してるのか」やと思ってる。
だから今回のU-17の中国の躍進や近年のウズベキスタンを見てると応援をしたくなる。

国を応援するというより頑張ってる人々、これがチームであったり国になる。だから日本の応援でサッカーに入るか、サッカーを楽しむことで国を応援するかの違いかな。

だから、追いつけ追い越せを掛け声にしていた頃の日本が好き。

 

サッカーと政治は、本当に切り離せるのか

そして来月のW杯で気になるのはイランチームの扱い。
今の世界情勢を見てると、サッカーも完全に政治と切り離せる時代ではなくなってきた感じがする。

これはFIFAのダブルスタンダードにも責任があるが、イラン代表の入国問題ひとつ取っても、もし開催国の政治判断が競技参加に影響するなら、これはサッカー界にとっても大問題。

昔、日本も拉致問題との絡みで似たような空気になり、JFAが冷や汗をかいたことがあった。

「スポーツと政治」は切り離して欲しい。
でも、もうそんな綺麗事だけでは済まん時代になってきたんやろな。