幼馴染の刑事とヤクザが、子どものために奔走する家族ドラマ。
殺人事件を起こして無期囚となったカン・テジュ(シン・ヒョンジュン)には、かつて幼馴染の刑事チョ・ヨンウ(ホ・ジュノ)と争って結婚したミン・ヘヨン(ハ・ジウォン)がいた。
しかし、ヘヨンはテジュの服役中に亡くなってしまう。
一方、ヨンウには肝臓移植を必要とする娘セヒ(チョ・スミン)がおり、彼はテジュにセヒへの肝移植を頼み込む。
当初は自暴自棄になっていたテジュだったが、やがてセヒが自分の娘であることを知り、”勝手な家族愛”に目覚めていく。
「幼馴染の恋敵」「余命幾ばくもない娘」「隠されていた真実の告白」「人生のやり直し」、そして「贖罪」「手遅れ」。
泣かす気満々のプロットをこれでもかと並べ立て、さらに子役の演技で涙を誘ってくる、ある意味“卑怯”な作品。
昭和の頃によくあった、コテコテのベタなヒューマン・ファミリードラマ。
特にこれといったヒネリもなく、予想通りにストーリーが進むので、役者の演技力だけが涙を誘うエンジンになる。
そう考えると子役のチョ・スミンは立派に役目を果たしてると思う。
当時、ホ・ジュノが「朱蒙(チュモン)」のヘモスとは想像もできんかった。
そして、ラストの哀愁は高倉健主演の「冬の華」に似てると思う。
