招聘監督の墓場と言われる、我がトッテナム・ホットスパーFC(Tottenham Hotspur Football Club)でまたも生贄が。
トーマス・フランク監督が見事、解任された。
もう、おめでとうとしか言いようがない。
思い起こせば2018-19シーズン、本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムの完成後、UEFAチャンピオンズリーグではクラブ史上初の決勝進出を果たし、翌シーズンにはトッテナム史上最高額の移籍金でリヨンからタンギ・エンドンベレを獲得し、期待に胸膨らませたシーズンやった。
ところが、チャンピオンズリーグでバイエルンにホームで2-7で敗れ、マウリシオ・ポチェッティーノ監督が解任された。
監督の墓場スパーズの歴史はここから始まったと思う。
後任として就任したジョゼ・モウリーニョは、コロナ禍の不運なシーズンの中で望む補強もままならず、戦術がまったく理解できないオーリエ、全く使い物にならないワガママ・エンドンベレを擁しながらも、翌季のヨーロッパリーグ出場権を確定させた。
2020-21シーズンでは、カラバオカップでブレントフォードを破り決勝に進出したものの、決勝直前にモウリーニョ監督を解任するという荒業をやってのけた。
そして、メイソン暫定監督のもと、2021-22シーズンに入り、ヌーノ・エスピーリト・サントが監督に就任したが、秒で解任され、インテル・ミラノからアントニオ・コンテが招聘された。
唯一の思い出は、マンチェスター・シティへの移籍を希望していた揺れるハリー・ケインをよそ目に、そのシティからソン・フンミンが1ゴールを挙げ勝利した開幕試合。
ロドリゴの逆をつかれて右に揺れる体は今も鮮明な記憶として残ってる。
ちなみにソン・フンミンと言えば、トッテナム・ホットスパー・スタジアム杮落としのCLシティとの1stレグの切り返しのシュートは見事やった。
まぁ、この試合の真のMVPはPKを外したセルヒオ・アグエロで、この試合で負傷して休んでいたケインがリヴァプールとの決勝で出てきたのには驚いた。
ケインがいない、あの雰囲気のままなら優勝していたと今も思う。
このシーズンで嬉しいことと言えば、ノリッジ戦でソン・フンミンが2得点をあげ、アジア人初のプレミアリーグ得点王を獲得したこと。
順調かに見えた2022-23シーズンでも、コンテは自ら自爆して安定の解任。
彼は阪神の江本が枕元にでてきたのか「フロントがアホやからサッカーがでけへん!」という、これまで思ってはいても、誰も口にできなかった迷台詞を残してチームを去る。
コンテの功績はポロ、ベンタンクール、クルゼフスキを引っ張ってきたことで、これが後の遺産になる。
そして2023-24シーズン、セルティックを指揮していたアンジェ・ポステコグルーが就任し、ソン・フンミンが新たにキャプテンに就任した。
彼の戦術はプレミアの強度には耐えられず、チームは故障者続出のエブリデー野戦病院と化すが、観てる分には面白ろかった。
今も記憶が新しいチェルシー戦では、2人の退場を出し1-4で逆転負けを喫したのが衝撃やったな。ポステコは選手をなんやと思ってるのか、キャプテンのソン・フンミンが気の毒やった。
ポステコグルー暗黒の2024-25シーズンでは、通算3度目のEL優勝を果たし、来季のCL出場権を獲得したが見事解任。
ここまでくると祟られてる。
そして今シーズン、ポステコグルーとは真逆の規律を重んじ、守備からチームを作る前ブレントフォード監督のトーマス・フランクが就任する。
しかし8ヶ月で見事解任のお家芸。
ブレントフォードが集めた優秀なコーチを引き連れてきたはずのトーマス・フランクが、優秀なコーチを引き抜かれたはずのブレントフォードがプレミアで頑張っているのを見ると、監督やコーチの問題ではなくクラブとしての総合力やと思う。
このあたりはモウリーニョとコンテも言ってたので間違いない。
レヴィの頃はそのままオーナーのエゴが出てたしね。
招いた監督に対し、クラブは手厚なサポートもしない、それどころか長期的な視野を持てないサポーターとクラブフロントからは結果だけを求められる。
ホンマに降格ありそう
現在のトッテナムはプレミアリーグで16位なんだが、降格圏に位置する18位のウェストハムと勝ち点5差となってる。
これも救われた数字で、ウェストハムがマンUにドローだったわけで、そしてノッティンガムもウルブスとドロー。
もしどちらかが勝ってたらって、すぐそこにある危機やん。
実際、今の勝ち点差は5ではなく、最新スタンディングではトッテナム29pt、ウェストハム24ptで5差、ノッティンガム27ptと非常に接戦。
マンUドローとウルブスドローがまさにトッテナムを救った形になる。
そして次節のアーセナル戦から少なくともフラム戦までは、臨時監督はメイソンやろうな。
リヴァプール戦までは新監督が来ればいいけど。
メイソンは解任のたびに使われる便利な存在。
過去2回の経験から選手たちとの信頼もあるから、短期的に安定させるには現実的なんだが、この頃はギリ、チームメイトやったケインやソンがいたからもあるが。
そこで、次の監督というとちょうどいい人がいて、PSGにボコられて解任されたデ・ゼルビかな。
ブライトンもいい感じに仕上げてそのままいくかと思ったら、引っこ抜かれたからね。
レヴィもいなくなったことやし、可能性としては一番大きいと思う。
最近の報道でも、ゼルビがマルセイユを去ったタイミングでトッテナムが本格的に興味を持ってるという話が出てるし、プレミア経験豊富でアタッキングフットボールを売りにしてるから、今のチーム状態にフィットしそう。
レヴィの後任体制でも、資金面で現実的な選択肢として浮上してたしね。
これだけ勝てないと見ていて面白ないし、去年の年末からU-NEXTは解約した私は、細々とダイジェスト生活を送ってる。
だからプレミアのどのチームというより、全体を見るようになって、スパーズサポからも半分足を洗ってる状態。
と思ってたらMLSが今月から開幕らしく、移籍早々に二桁ゴールを決めたソン・フンミンもおることやし、ロサンゼルスFCでも応援すっか、状態。
21日から開幕で、Apple TVなら無料トライアルで7日間は無料、月額900円でサッカーが見られるってのも他社ではないしね。
まぁ、レベルは言わずもがなだが。











