物語が空中分解して映画になりそこねた怪作『フライトプラン』 | 三匹の忠臣蔵

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日々是好日。
お弁当ブログだった「お弁当にはたまご焼き」からリニューアル。
映画レビューを中心に、日々思いついたこと、感じたこと、趣味のことを書いてます。

前半と後半で脚本家が変わったのか?と思うくらい、後半がつまらんサスペンス・スリラー。

夫が亡くなり、実家へ向かう飛行機に一緒に搭乗したはずの娘が行方不明になり、謎の事件に巻き込まれる。

娘が行方不明になるまでは、まぁまぁな展開。
そして犯人がやっぱりお前か!と思ったあたりから支離滅裂で不快感マックス。
特に主人公のカイル(ジョディ・フォスター)の行動と犯人の行動が論理的に破綻してて、それはないよな?と随所にツッコみたくなる展開。
そもそもジョディ・フォスターが演じる母親像に共感が全く無い。

犯人とその共犯も説明がつかない行動ばかりで、一体何がしたいのか意味不明な展開のオンパレード。
とにかく後半は支離滅裂な展開で、ストレスしかたまらない。
ジョディ・フォスターのサムネに惹かれて見たけど、正直、時間の無駄でした。