殺人を請け負う4人組の殺し屋が、謎の女性の依頼をきっかけに、警察の包囲や仲間同士のドタバタに巻き込まれるブラックコメディ。
プロの殺し屋集団のはずがどこか抜けていて、つかみどころのない作品。
間抜けな会話や日常の掛け合いを通じ、人間味と皮肉、笑いが交錯するコメディなので、韓国映画らしい遊び心とテンポの良さが光るが、らしすぎて逆についていけない感じもする。
ありきたりなクールな殺し屋像から外れた“どこか抜けた4人組”の描き方がこの作品の見どころ。なんだが、原題からすると「殺人者のしゃべくり」みたいな感じで、ブレの幅が広すぎて追いつくのが大変だ。
ちなみにストーリーも、しゃべくりで進む。
リーダーのサンヨンを演じるシン・ヒョンジュンの風貌からして抜けているし、爆薬の専門家ジョンウを演じるシン・ハギュンもどこか抜けていて、皆さん何かしら抜けてる。
クライマックスは政府主催オペラ「ハムレット」の公演での殺人なんだが、アクションにかなり力が入っていて凝っている。
なんか無駄に凝ってるな?とも思うが。
よほど気合が入っているのか、名優がズラリと揃い、韓国俳優名鑑のような作品で、見てるだけで楽しい。
何故かタク・ムンベ(ソン・ヒョンジュ)は笑顔で死んでるし。
ラストは「タダでは人は殺さない」というオチ。
