抗日スーパーヒーロー金九を描いた【大将キム・チャンス】 | 三匹の忠臣蔵

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単独選挙実施を巡って李承晩と対立し、暗殺された金九の青年期、キム・チャンス(金昌洙、号は白凡)時代を描いたフィクション歴史劇。
治警泊事件(土田譲亮に対する強盗殺人)を「民族的正当性」と主張し、イ・ウォンテ監督自身の「土田殺害は民心」という発言も炎上に油を注いだことから、一部からは批判されたらしい。

これを頭に入れてから見ると、基本的な史実を軸にした一つの主張を描いた作品って感じかな。
今ではクーデター勢力との共闘とも言われているが、明成皇后暗殺事件については日本人が殺したことは事実として間違いないからね。

チョ・ジヌン主演で、他にも実力派がズラリと揃っていたので楽しみに見たのだが、批判された理由が分かった気がする。

感想としては、金九そのものというよりも、今の価値観による社会運動を描いているように思えた。
脱獄後は日本からすると立場的にはテロの頭目になるが、韓国からすると運動の象徴的な存在。
描き方に偏りがあっても仕方ないかな。
それが映画なので。