結婚願望の強いのに天涯孤独のような人生を歩んできたキム・ボンス(ソル・ギョング)に、突然春が来る。
自分にじわじわ迫ってくるチョン・ウォンジュ(チョン・ドヨン)に、ボンスはいまいち理解が追いつかず、どうしていいかわからない。
ウォンジュも積極的ではあるけど押し付けがましいが、一線は越えないので、見ていてイライラするけど、どこか微笑ましい、思いがけず恋が訪れと、心の距離を描いた作品。
まだ見ぬ未来の妻に語りかけるボンス、がいたらいいのにね。
ウォンジュからするとボンスは理想の男性で、彼には気になる女性テラン(チン・ヒギョン)がいるけど、自分の力でどうすることもできない奇妙な三角関係。
ボンスはウォンジュの恋の始まりすら知らない。
テランが消えなかったらこの二人はどうなったんだろ、とふと思った。
どちらともなく最後の一声が出ない関係。
見ている自分も恋愛ではないけれど、同じようなシチュエーションに思い当たる節があるので、他人事ではなく、まるで保護者のような気持ちで見ていた。
名優チョン・ドヨンとソル・ギョングが共演はしているにも関わらず、何も起こらない。
ヨミウル様は表情に味がある。
ソル・ギョングはこの映画のために実際に魔法を学んだらしい。
