MISIAの森から地球の歴史を考えよう
昨日、津幡町の石川県森林公園で開催されたいしかわグリーンウェーブ2012特別イベント:富良野自然塾PREZENTS「MISIAの森から地球の歴史を考えよう」へ行ってきた。
地球は、46億年という長い長い年月をかけて作り上げられてきた。
その地球の46億年の歴史を、460mの道を歩くことで理解するプログラム。
地球はどのように変わってきたのか?
その中で生きものはどのように生きてきたのか?
環境を守るのはどうしてなのか?
地球に生きる私たちはどのように生きて行けば良いのか?
「NPO法人C・C・C富良野自然塾」インストラクター 斉藤典世さんのユーモアたっぷりな解説を聞きながら460mの道を歩く。
46億年の地球の歴史の中で人類が文明を持ったのがせいぜい200年。
460mに換算すると0.02mmほどの長さ。この0.02mmほどの歴史が460mもの歴史を覆すような大きな環境破壊をやっている、説得力がある。あの恐竜たちだって10mは生きたことを考えると瞬間で環境を変えている人類、0.02mmって髪の毛よりも細いしね。
それに原発が完全に止まるまで50年、石油が枯渇するまで60年と言われてる、その頃自分は多分天に召されてこの世にはいないので深く考えなかったけど、うちの子がちょうど今の自分と同じ年になってるはず。そう考えると何とかしなくては?
環境についてまじめに考えさせられた2時間だった。
最後の斉藤さんの言葉、「地球は子孫からの借りもの」。
先祖から受け継いだものでははく子孫から借りている、借りているならそのまま返さないと、それも子供たちから借りている。この言葉は重かった。