とにかく笑える、ブラックにもなってない政治エンターテイメントコメディ。
息を吐くように嘘をついて支持を集め、4回目の当選を目指し選挙活動に励んでいるチュ・サンスク(ラ・ミラン)。
出かける時は、新品の靴を踏んで汚す、裏金疑惑が6年目でしかも保守系。
隠し撮りされるも外車一台でもみ消す、票田のバトミントン同好会。
どこかの国とは言わないけど、自民党みたいで、かつリアル兵庫県知事。
ある日、「死ぬまでウソを付くのか」とおばあさんとの会話の帰り、ホタルが飛び交う積石の前で祈りを捧げ、翌朝、起きてくると「クソババァ」。
自分が嘘をつけなくなっていることに気付く。
夫婦揃ってのラジオの生放送でホンネ&禁止用語を連発で、届いたコメントが"酔ってるのか""覚醒剤?"。
しかもクールな司会者が面白い。
聞いたら本音をペラペラ喋るラ・ミランの演技も手伝って大笑い。
そして大事な選挙戦のさなか、ひた隠しにしていた秘密がバレてしまう。
ホンネを喋ると支持率は上がるオチは簡単に分かるし、その後の展開もなんとなく想像できるので、出てくる情報で笑うだけのわんこそばのような展開。
しかし、内容が内容だけに、チョン・ウソンが語った「考えない国民は、独裁者の資産になる」を思い出した。そうあって欲しいと本音にも聞こえたので。
ユン・セアをはじめ、脇役さんも大活躍だったけど、家政婦アン(エイミー)はなんだったんだ。
