いろんな人生を背負ってきた女子刑務所の囚人たちが、合唱団を結成する様子を描いた、実話を元にした作品。
「国際市場で逢いましょう」ではハズレまくっていたキム・ユンジンだが本作でもハズしまくっているところを見ると、ホンマモンの音痴なんかな。
破壊力抜群のキム・ユンジンの歌唱力は今回も健在で、彼女が演じるホン・ジョンヘが合唱団作りに奔走する。
その過程で囚人一人ひとりが背負っている人生も描かれていて、丁寧に作ってる印象。
「天使にラブ・ソングを…」っぽいのは既定路線ではあるけど、韓国映画は史実ものが得意で、いつもどこからネタを仕入れてくるのかと思うんだが。きっと制作者からすると知って欲しい、伝えたいというのがマインドでありモチベーションになっているんだろうな。
2010年代を境に映画の作り方も変わってきて、エネルギーのようなものを感じる作品も多い。
めちゃくちゃ音痴なお母さんがいて、周りはひっくり返るけど赤ちゃんは喜んでたのでそれでOK。
ただ、子の将来は気になったけど。(笑)