戦争と人間 第一部 運命の序曲五味川純平原作/山本薩夫監督による三部作で日活製作による戦争大河超大作の第一作目。 当初は東京裁判までの四部作を予定していたが、制作費が膨らみ日活が経営悪化により日活ロマンポルノの”礎を築く”ことになった記念すべき作品。 天皇・物産・陸軍を映画いている。 満州事変前夜から始まり、主人公の伍代家の子どもたちが、時代の激動に翻弄される様子を描いている。 後半で流れる朝鮮人役の地井武男らが歌う合唱は金学権(東京朝鮮第4初中級学校)作曲「故郷よ(고향아)」のモチーフになった曲。