楽しみにしていた作品、今のところ今年の自己ベストワン。
何の事件も起きない、アクションもない、サスペンスもない、とても地味な映画。
ないないづくしなのに観終わったら豊かな気持ちになりました。映画好きな人オススメです。
コンテンツを作る手法の一つに「もし○○が○○だったら」というのがあるんですが、これが韓国映画の場合は精度が高く観る者にとっての満足度をあげてると思います。
例えば、もしスティーブ・ジョブスが織田信長だったら、もし田中角栄が華原朋美だったらみたいな、モノマネでもよく使う手法です。
韓国映画はこの「○○だったら」、織田信長だったら、華原朋美だったらの仮説の精度が高く、作品が共感を呼ぶひとつの要素だと思います。
チャンシルさんの相談相手がまさにそれで、よくこんなの思いついたなと。
一人でも多くの人に観て欲しいので内容に関してはこれだけです。
あと言えるのはエンドロール、最後の一滴まで堪能してください。
「今日やりたいことしか考えない、その代わり一生懸命やる」気のせいか、ユン・ヨジョンが率高い。