京都イベント第56弾「Torys Ⅱ」のお話 ディーラーショー編 | マジシャン Yuji村上のブログ

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更新は気まぐれです。申し訳ありません。

 前回の続き、9月8日(日)に無事終了しました、Yuji村上京都イベント第56弾「Torys Ⅱ」のお話です。


 PM2:30になり、予定時間通りにイベントはスタート。今回もいつもの様に、ディーラーショー、トークタイム、クロースアップショーの3部構成です。

 今回は、24名のお客様がご参加くださいました。この日の前日に、名古屋でUGMのクロースアップコンベンションが開催されており、そちらからハシゴ参加してくださったお客様も複数名いらっしゃいました。
 中にはお客様だけでなく、出演者側だったカズ・カタヤマさんや紀良京佑君のお姿も。どうやらカタヤマさんは、何も知らせずに現れてシオミさんや私を驚かそうという企みだったようで、紀良京佑君もそれに乗っかってのご参加みたいでした。
 ただ、カタヤマさんが到着されたのはイベントがスタートして10分ちょっと過ぎた頃。でも紀良京佑君は開演前に来られていて、「あれっ?カタヤマさんは??」って。バレバレでした。
 まぁそうでなくても、同じくUGMコンベンション出演のDr.レオンさんがこの日の午前中に更新されたブログに、「今日は京都への案もあったけれど、色々変わって東京に戻り…」と書かれているのを読んでいたのですよ。「これはうちのイベント絡みのお話なのかもなぁ」と思っていたため、カタヤマさんの急に現れて驚かすプランも全くの予想外って感じでもなく。
 そもそも、カタヤマさんはそういうサプライズがお好きで、シオミイベントやら何やらで以前から実際に度々決行されております。ですからもはや本当に何の前触れも無く現れたって、「まぁカタヤマさんやし」と大して驚かなくなっているのですよね。
 いや、ご多忙の中を京都まで足を伸ばしてご参加くださることは大変有り難く、大感謝なのですよ。念のため。

 さて、ディーラーショーは、まず私から。
 まずは3カ月前の前回京都イベント第55弾「Savoy Ⅲ」でもご紹介しました奇術誌「THE SVENGALI No.27」や、荒井晋一さんの「アフェクションズ 45」、さらには紀良京佑君の商品から「狂ったクリップモンテ」と「オイル&ウォーター 私の赤と黒」を、全て口頭でご紹介。「狂ったクリップモンテ」は前回実演させていただいたので、ここでは「今日は客席後方に紀良さんがお越しですので、お買い求めいただくとサインがもらえます!」なんて言いつつの口頭紹介のみで。
 あと、カズ・カタヤマさん著「ガクッ!の書」もご紹介しておりました。カタヤマさん、この時点では未着だったため、ご紹介自体が予言みたいになっておりました。
 その後、前回の京都イベント以降に入荷した商品をと、藤原邦恭さんの作品集「世界で一番やさしいクロースアップマジック」の「1」と「2」をご紹介し、「1」の中から「フジワラメソッド 紙コップ ベーシック編」に、「2」から「あたりの紙コップ」と、紙コップネタ2種を実演させていただきました。

 この実演終盤辺りで、カタヤマさんが到着されました。私はお客様にカタヤマさんのお越しをお知らせだけし、すぐにディーラーショーへ戻ったのですが、ここで問題発生。入口横にブースを出しているシオミさんが、カタヤマさんと話し出してキャッキャと盛り上がり始めた。それも2人ともがデッカイ声で。なので私がディーラーショー中に、

 「しずかにしてくださーいっっっ!!!」

 と一喝することに。大先輩お2人に、大変失礼を致しました。
 しかし、来年70歳と半月後に62歳の重鎮お2人ですよ。学級崩壊クラスの小学生やないねんから。

 そんな話はさて置き、ディーラーショーはもう1店、シオミさんの「S企画」が続きました。いつも通りの流れです。
 シオミさんはエビフライのぬいぐるみの様な物を持って登場され、いきなりカタヤマさんを呼んで前に座らせた後、ほとんど2人だけでマジック商品談義をしている様なディーラーショーをされたのでした。
 トリック的には、2本のアームバンドが貫通してリンキングするネタやら、ループ状の毛糸を吹き上げるおもちゃを使って見せるリングの貫通トリックなんかを。
 後者ではあり得ない部分が貫通したシーンもあったようですが、これはどうも現象ではなくハプニングだったみたいです。

 ディーラーショーはこれで終了となり、そのまま次のプログラム、トークタイムへと移りました。
 でもそのお話は、また別のエントリーで。