久しぶりに半田ごてを握った。
と言っても、市販品を
ちょっと改造する程度なので
大したスキルは必要ない。
今回の素材はダイソーの
シャボン玉マシーン。
引き金を引くと
シャボン玉がたくさん
出てくるやつ。
まずは分解だ!
中身がスカスカで嬉しい。
だってぎっしりだと
導線や部品の取り付けが
大変だから(笑)
この辺をちょっと
はんだ付けして
導線の反対側を
ジャックにはんだ付け。
ボディのこの辺に
穴をあけて
ジャックを取り付けて
改造終わり。
作業時間10分足らず。
半田ごてを触るの
超~久しぶりだったけど
そんなに腕も落ちていないので
安心する(笑)
ところで、こんなところに
ジャックをつけてどうするのか。
ここに外付けのスイッチを挿すと
引き金を引かなくても
ボタンを押すだけで
シャボン玉が出るようになる。
動画はこちら
えっ?!でも
引き金を引けばいいのなら
わざわざスイッチを外付けする
意味が分からない‥‥‥
と思ってる、そこのあなた
説明する前に
まずこちらの動画を
ご覧いただきたい。
↓↓↓↓↓
私が特別支援学校の
教師時代に作った教材。
手に麻痺があり
ジョウロや、太鼓のばちが
握れないお子さん。
でもスイッチを押すことは
できる。
スイッチを押すことで
野菜に水をやったり
太鼓を自分のタイミングで
たたいたりすることができる。
介助をする人が
ジョウロを一緒に
持ってあげたり
太鼓のばちを一緒に
握ってあげたりするのって
「やらされている」感が強いけど
スイッチは自分で押せるので
「オレ、自分でできた!」
という満足感・自己肯定感が
アップする。
早い話が意欲の向上↗。
モチベーションアップ↗。
先ほどのシャボン玉マシンは
肢体不自由の
お子さんの中には
シャボン玉のストローを
自分で持ったり
ストローを口にくわえたまま
息を吹いたりすることが
できないお子さんが
いるけど
これを使えば
自分のタイミングで
シャボン玉を
楽しむことができる
‥‥‥という装置。
なんでこんなものを
作ったのかというと
今度、金沢市内の
とある病棟で
シャボン玉ショーを
やることになったから。
普段のショーの中では
何人かのお友だちに
シャボン玉の実演を
手伝ってもらうんだけど
病棟の利用者さんは
見ているだけで
参加することが難しい。
このシャボン玉マシーンがあれば
「自分でシャボン玉できた~」
って喜んでもらえるかな?
そう思ったから。
なんか昔も今も
やっていることは
ほとんど同じじゃないか!
って言われそうだけど
自分の原点は子どもたちを笑顔にすること。その思いは教師時代も、パフォーマとなった今も変わりません。