いよいよ輪島市避難所2ヶ所への訪問です。
市役所を通して連絡を取り、
- どこの避難所にお伺いしていいのか?
- 何時からお伺いしていいのか?など、
事前にスケジュール調整をして、臨みました。
1ヶ所目の避難所、鳳至小学校
自衛隊によるお風呂などの支援。
東日本 気仙沼市からも水道事業の支援など、様々な方面からの支援が届いておりました。
いよいよ避難所になっている体育館での
心に支援とコミュニティー支援
「笑顔を届けるプロジェクト」の開始です。
※避難所内の写真撮影等は、許可をいただいて撮影をしています。
オープニングは
くす田さん、アクロバットコメディーショー
Magician-KAZ マジックパフォーマンス!
災害復興支援で来られた県外の自治体の皆様にもご協力いただき、楽しくショーを開催させていただきました。
楽しい時間を過ごすことで、
自分から次に進める気持ちになります。
これが、心の支援になります。
見ていただいた皆様の笑顔
これが証明です。
最後に、私。Magician-KAZがワコールと協力してお持ちした
ワコール商品の支援物資を、皆様にお渡しさせていただきました。
水道の復旧率が54%ととのことで、洗濯等がなかなかできない状況の中、皆様にとても喜んでいただけました。
テニスコート、液状化したのか!?
自衛隊による、お風呂の設置がされてました。
私たちがお伺いする直前に、天皇陛下が能登里山空港より
輪島中学校の校庭にヘリで来られ、能登地方の避難所へのご訪問をされてました。
時間差でお会いできることは叶いませんでしたが、
一瞬でも、同じ空間に居ることが出来、とても感銘を受けました。
さて、避難所の体育館での「笑顔を届けるプロジェクト」開始です。
※避難所内の写真撮影等は、許可をいただいて撮影をしています。
くす田さん。パフォーマンス!
続いて、Magician-KAZ!!
ショー終了後は、ワコール支援物資もお渡しさせていただきました。
是非、ご活用いただければと思います。
避難所の状況
東日本大震災の時には避難所でのプライバシーへの配慮が、なかなかうまくいかない状況があったように思えます。
数ヶ月経った後でも、体育館でそのまま床で休んでいたり、仕切などは、ほぼない状態が多かった・・・。
ですが、今回、災害時から約3ヶ月後で仕切や、段ボールハウスなど、避難所の状況が東日本大震災時より改善されているのを見て、教訓が生かされているように思えました。
避難所2箇所の訪問が終わり、火災での被害が大きかった輪島の朝一の現場にお伺いしました。
以前イベントの仕事でお伺いした時があったのですが、当日は全く違う、現状に地震・火災の被害の甚大さに驚きでした。
復興にどれだけの時間と労力が必要なのか?
何か、お手伝いできれと思っています。
こちらは、震災前にお伺いした時の永井豪記念館
中には、マジンガーZなど様々な原画、フィギュアなどがあり
今回、お伺いした時の永井豪記念館です。
建物は全焼してしまいましたが、大切な原画やフィギアなど展示品は、記念館の建設時に既存の建物の改築に加え、原画などの展示棟を増築し、その際に施された耐火対策がされたことにより、燃えずに現存していたとの事でした。
貴重な文化財が守られたことは、将来、輪島が復興する時のシンボルになるのではないでしょうか!
これだけの地震・火災の中、展示物が残ったことには、防火対策の重要性が大切だと再確認いたしました。
復興支援活動を終えて
自衛隊をはじめとした地方自治体の職員の皆様が支援活動に参加されていたこと、そして、プラス・ネオだけでなく、様々な支援団体が、独自に、行政等と協力しながら支援活動を行っていることに、感動しながら、Magician-KAZ自身も「笑顔を届けるプロジェクト」を通じて、今後もできる限りの支援活動を続けていきたいと思っております。
復興支援活動「笑顔を届けるプロジェクト」
Art・Factory-KAZ(株)代表取締役
Magician-KAZ