英語でSTEAM!?――科学技術英語を英語教育に取り入れるススメ
私たちは「英語教育に科学技術英語を取り入れたい!取り入れてほしい!」という思いで活動しています。
科学技術英語は堅そうに聞こえますが、これがとってもおもしろくて、将来のためにも役に立つのです。
まず一つ目の理由は、大人になってから本当に役に立つということ。
今や、科学、技術、医療、環境、ものづくり――どんな分野でも世界の共通語は英語です。ちょっと専門的な英語を知っておくだけで、世界中の情報にアクセスできたり、研究発表や国際交流にも自信が持てたりします。
二つ目は、今の英語の授業に魅力を感じていない子たちにも、新しい入り口をつくってあげられるということ。
英語が苦手でも理科の実験が好き、ものづくりが得意――そんな子には「科学を通して英語を学ぶ」ことが、ぐっと身近な学びになるんです。
そして三つ目。AIが文章を書いてくれる時代だからこそ、「自分の頭で考えて話す・書く力」が大事であり、この力の養成に科学技術英語が役立つということ。
英語という言語は、日本語よりも「論理的でスッキリした表現」が求められます。英語でSTEAM(科学・技術・工学・芸術・数学)を学ぶことで、子どもたちは自然に「考えを筋道立てて表現する力」や「読み解く力」を伸ばすことができます。
最近、やっとSTEAM教育への関心も高まってきて、「教科の枠をこえて学ぶ」動きが少しずつ広がっています。
そして、STEAMの世界では、やっぱり英語が“基本言語”です。
だからこそ、「英語×STEAM」の組み合わせは、今の時代にぴったりの学び方なのです。
難しそうに見える「科学技術英語」も、子どもたちの目で見て・触れて・考える学びの中でなら、必ず楽しく身についていきます。
抽象的なあやふや感のない、simple&strongな英語です。
未来につながる「わくわくする英語」を、STEAMの世界から広げていきたいと考えています。