音楽と競馬、思ったことを書いて行きます -60ページ目

公式サイトに、5名のお名前がありますね。

彩さん、本選に進めず、残念でした。ブラームスのピアノ四重奏では、ちょっとミスタッチが多かったかも知れませんね。でも、音楽的な充実度や楽曲に対する理解も十分感じましたし、わずか1時間30分程度のリハーサルで、よくここまで仕上げられたものだと感心しています。

私の大学時代からの友人が所属している瀬戸フィルとの共演が叶わず、それも残念です。本選、さて、聴きに行こうかどうか、迷っています・・・。

 

 

 

そろそろ3次予選の結果が出る時間が迫って来ました。

2次予選までの点数が持ち上がって来るのか、それとも3次予選の演奏だけで決定されるのか、あるいは、3次はあくまでも2次までのソロの演奏を補完する確認程度のものなのか・・・。そこら辺の採点方法の詳細がわからないと、簡単に予想すらすることは出来ませんね・・・。

 

別の演奏会への行き返りの途中に、配信された演奏をつまみ食い的に聴かせて頂きました。今日は、弦楽トリオの方々の座られる位置が少し向かって左にずれ、ピアニストの手元が見えないような状況でした。配信された映像でも、ピアニストの手元のアップが無い分、奏者の表情がたくさん見られたのは、良かったと思います。

 

皆さん素晴らしい演奏をされ、甲乙つけがたいですね。良い音楽に国境はない、ピアノ四重奏をお聴きし、そんな感想を持ちました。

坂本彩さんも、大変素晴らしいアンサンブルをされておられましたが、ブラームスを弾かれたどの出場者もそうですが、第2楽章の中間部がやけに速いように感じ、もう少し音符そのものの存在・音楽的な味わいを感じさせて頂けるような演奏がお聴きしたかったような気がしました。詳しい感想は、また改めて書かせて頂こうと思っています。

共演された、日本を代表する弦楽器奏者の皆様、本当にお疲れ様でした。

 

20時過ぎには、本選出場の方(5名)が決まりますね。

今日はこれから「U STREAM」でじっくりお聴きしようと思っていますので、これまで全くきちっと聴けていませんが、皆さんがそれぞれの思いで選ばれたピアノ四重奏曲を、ほんの少しだけ聴きかじってみました。

面白いと思ったことですが、出場者の皆さんが準備された譜面、様々な製本仕様ですよね。

樋口一朗さんは、原譜をコピーしたのち、ご自分なりに使いやすいよう「糊付け製本」されたもの、ゲルマン・キトキンさん、イレイ・ハオさん、伏木唯さんは、譜捲りしやすいように、「リング式ノート」に、コピーされた原譜を貼り付けたもの、そして鐵百合奈さんは、原譜をそのままお使い、と様々です。(原譜を実際の演奏に使ってしまうと、異なる奏者と演奏する時、書き込みが重複してしまい、実は使いにくいんですけどね・・・。同じ譜面を何冊も持っておられるのならば、それこそ凄いですが・・・)

どの方式が良いのか、と言うことは一概には言えませんが、それぞれが「それぞれ流」にこのピアノ四重奏に臨んでいる、そんな姿勢が垣間見られるのは、大変興味深いことです。

 

共演者も一流揃いで、こんなに素晴らしい日本を代表する弦楽器奏者の方々と一緒に演奏が出来ると言う、素晴らしいプレゼント(それとも、恐ろしいトラップ?)付の第3次予選。これが縁・きっかけとなり、今後何度も共演される組み合わせが生まれる可能性もありますよね。そんな共演者とのアイコンタクトも、映像を通して楽しみに出来そうなんですが、今回の映像の録り方は、あまり良くありません。ピアノ奏者の手元を大きくアップされる場面が多いですが、それはソロの演奏時にして頂けたら良いことで、もっと退いた映像=4人の奏者が周りをどのように意識しながら演奏しているのか、それぞれの奏者の表情を、ライヴ感覚、あるいは聴衆の立場に立った目線で、もっともっと見せて頂きたいです。

 

これまでほんの少し拝見した限りですが、伏木さん、鐵さんのお二人の演奏が良さそうでしょうか。ハオさんは、ちょっとしっくり行っていない感じでしょうかね・・・。まだ良くわかりませんが。

 

明日は、仲良くさせて頂いている坂本彩さんが登場されます。私も何度も弾いたことのある、ブラームス/ピアノ四重奏曲第1番ト短調op.25を、玉井先生率いる「熟年(?)トリオ」と共演されます。素晴らしい演奏を、今から楽しみにしています。

私も、マイ楽譜を見ながら、配信映像で応援します。

3/18

二次予選の結果が発表になりましたが、個人的に素晴らしいと思っている方の明暗が分かれる結果となりました。

惜しくも3次予選に進まれなかった平間今日志郎さんの演奏につきましては、また別の機会に書かせて頂こうと思っています。

 

客観的に、と言うのは土台無理な話ですが、私が「抜けて」素晴らしいと感じた方は、D・マイボローダさん、キム・カンテさん、イレイ・ハオさんの外国人男性のトリオです。この3名の方は、3次予選で余程のアクシデントが無い限り、本選に進まれるように思います。彼らの二次の演奏については、追って書かせて頂くつもりです。

地域的な兼ね合いもあるでしょうが、残りの2枠は日本の女性に与えられるように思います。坂本彩さん・伏木唯さんのお二人は、表現力に長け、音楽に勢いを感じ、音楽的な奥行が感じられ、ほんの少しリードしているように思いますが、古海行子さんも全く異なった個性をお持ちの方で、これは好みの問題ですので、3次のピアノ四重奏の配信映像から発せられる音楽に耳を傾けながら、結果を楽しみに待ちたいと思います。

 

個人的に応援させて頂いている坂本彩さんに、こちらから大変ご無理を申し上げ、特別に1枚、お写真を撮らせて頂きました。

一昨日の金曜日には、街中でいきなりバッタリと行き会い、その際、1次予選での拙い感想などを失礼方々散々申し上げ(たのに、嫌な顔ひとつされず、耳を傾けて下さいました・・・)、お気を悪くされておられないか、内心ビクビクしています・・・。

土曜日の本選、彼女の「皇帝」を、ぜひお聴きしたいものです。

 

 

 

二次予選、聴き終わりました。今日も素晴らしい演奏がありました。

もう結果発表の時刻を迎えますが、D.マイボローダさん、キム.カンテさんのお二人は、3次、そして本選まで進まれるとおもいます。

坂本彩さん、古海行子さん、ハン.キュホさんも、3次予選に進まれるに相応しい、素晴らしい印象に残る演奏を聴かせて頂きました。

詳しくは、また改めて書かせて頂きます。

 

 

3/17

聴きに来ました。

 

配信された第1次予選の演奏をお聴きして、ぜひ現地で二次予選の演奏をお聴きしたい、と思っていた出場者の何名かの方が二次に進まれず、少し残念な気持ちを胸に、高松に向かいました。

二次では、おひとり40分以上に渡る演奏を通してお聴きをして、聴いていて「飽きさせない」と言うことを、個人的に最も大きな注目点にしていました。そして、会場に眠気と緊張を強いる弱音時に、如何に会場の聴き手を引き付けられるかにも注目しました。二次予選は最もオーソドックスな曲目が並び、出場者それぞれの音楽的趣向が垣間見れたり、選曲からそれぞれの思惑や音楽的な見識を探してみたりと、楽しみが大きいラウンドでもあります。

 

私が、三次予選以降でも聴いてみたい方は、以下の通りです。

チンホン・リさん・・・ベートーヴェンの28番(名曲!)、第一楽章の弱音時に聴かせて頂いた、細やかなニュアンスの素晴らしさや音楽的な温かさ、そして、その一方で全体的な鮮やかさ・明晰さなどは聴衆の心を掴んでいたと思います。次のラウンドに進まれる予感がします。

 

ゲルマン・キトキンさん・・・ベートーヴェン17番の出だしで、いきなり聴衆の心をキャッチ出来る音・音楽的な豊かさ、味わいは大変印象的。ブラームスでの懐の深い音楽も心に残りました。

 

イレイ・ハオさん・・・特にシューマンでの表出力は、この音楽の「大きさ」を十分に感じさせていました。彼の演奏は大物の予感を抱かせます。優勝候補の一角としてお名前が挙がるでしょうし、本選の協奏曲を是非お聴きしてみたいですね。

 

ツィーハン・グさん・・・ベートーヴェン11番での爽やかさ、リストのバラード第2番で聴かせた詩情と、筋書きを丹念に押さえた構築性、そして高い技術は、この曲が本当に素晴らしい曲だと改めて教えて頂いた名演だったと思います。この方も次のラウンドに進まれる可能性を感じます。

 

伏木唯さん・・・日本で非常によい教育を受けられたバックボーンに、海外で培われたものが重なり、お人柄が感じられる、とても常識的で気遣い溢れる素晴らしい演奏を聴かせて頂きました。特に、ブラームスの作品118の5曲目で聴かせて頂いた、大きな大きな「宇宙的な音楽」は、多くの聴衆の心を打ったはずです。

 

以上の5名の方が、私が次のラウンド以降でもお聴きしたい方です。

 

平間今日志郎さん・・・この方を3次に選ぶかどうかで、今回のコンクールの大きな傾向がわかるような気がします。この方は大変個性的で、確信犯的な匂いのする、少し「へそ曲がり」な音楽を弾かれます。ベートーヴェン21番でのやりすぎとも思えるルバートの連続や独特のテンポ、リストのハンガリー狂詩曲の最後に聴かせたラフマニノフのカデンツァ(にはびっくりしましたが)、これが審査員にどのように思われたのか、非常に興味深いところです。今大会での、いわゆる「台風の目」的な存在でしょうが、あくまでも個人的な好みで言えば、彼の演奏が少し鼻につくような感じがして、あまり好きなタイプではありません。

 

鐵百合奈さん・・・地元のご出身ということで、注目を集めておられますが、全体的に音楽が「おとなしい」と感じました。やられたい事は明確にわかりますし、悪くはないのですが、個性の表出と言った点で、若干ですが物足りないんですよね。おひとりでされるリサイタルであれば十分満足できる演奏だったと思いますが、個性派揃いのコンクールですから、比較されるとちょっと分が悪いかも知れません。そして、もしかして、ピアノが合っていないようにも感じたのは、気のせいでしょうか。YAMAHAで弾かれた方が、彼女をさらに輝かせてくれたかも知れません。

 

審査員にダン・タイ・ソンさんがいらっしゃいまして、持参したショパンの譜面にサインして頂きました。そういえば、サン・ジッタカーンさんのショパンの演奏後、P.ドゥヴァイヨンさんと一緒に拍手されていたのが印象的でした。きっとお気に召した演奏だったのでしょうね。

 

今日も9人の方の演奏をお聴きして、高松を後にします。

「第4回高松国際ピアノコンクール」が、今日開幕しました。

今日から3日間、41名の出場者による第一次予選が行われています。

生憎仕事で聴きに伺うことが出来ませんが、「U STREAM」にて、ライヴ中継や録画で演奏を確認することが可能です。

また、第1次予選の演奏順に、出場者の演奏曲目を公式サイトからのリンクにて見ることが出来ます。

2018/3/14 第1次審査 1日目 http://www.tipc.jp/files/Round1-1.pdf

2018/3/15 第1次審査 2日目 http://www.tipc.jp/files/Round1-2.pdf

2018/3/16 第1次審査 3日目 http://www.tipc.jp/files/Round1-3.pdf

 

帰宅して、つまみ食いですが、興味のある出場者の方の演奏を中心に、少しですがお聴きしてみましたが、前回の第1次予選に比べ、格段にレヴェルが上がっています。前回は、「あれ?」と思うような方が出場されていましたが、今日の1日目に限って言えば、今回はそういう方はいらっしゃらないですね。

30年以上前の学生時代に、貪るように聴いたF.ジェフスキーの「ノース・アメリカン・バラード」の一部が、国際コンクールの1次予選で聴けるなんて、時代も変わりましたが、演奏は、曲の本質を捉えたとても素晴らしいものでした。その曲を弾かれた方は、きっと2次予選に進まれるでしょう。

 

第2次予選は現地に聴きに行く予定です。個人的に応援する出場者の方が、無事に2次予選に進まれ、演奏をお聴き出来ますように・・・。

 

そう言えば、使用ピアノに「FAZIOLI」のエントリーがありません。前回は、結構な数の出場者が選んでいたように記憶していますが・・・。

4年前の前回、「FAZIORI」を選ばれていた鐵百合奈さん、寺元嘉宏さん、今回は「スタインウェイ」。使用ピアノの選択で、結果にも影響があるでしょうか。2次予選では、実際に会場で聴き比べをして来たいと思います。

画像の表示にトラブルがありましたので、再度掲載させて頂きます。関係者の皆様、ご迷惑をおかけしました。

 

私が心から敬愛する音楽家・久保山 菜摘さんの、大学時代の後輩、兵庫県出身のピアニスト・中迫 研さんのリサイタルのご案内です。

 

バッハ・リスト・ドビュッシー・プロコフィエフと言う、時代も国も異なる作品を並べられた、意欲的でヴァラエティに富んだリサイタルです。

個人的には、独特の記譜で書かれている、ドビュッシーの「映像第2集」が、この日の最も「聴きもの」ではないかと思います。

 

会場は阪急電車・六甲駅から徒歩圏内にある「音楽ホール&ギャラリー 里夢」。席数が限られる会場ですので、ご予約はお早めに。

詳しくは、添付したチラシ画像をご参照願います。