五輪サッカー男子4位 | マジシャン・ハリーポッターさんのブログ

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五輪男子サッカーが終わりました。日本ね。

 

準決勝に進出する快挙でしたが、準決勝でスペインに負け、3位決定戦でメキシコに負けで4位。

 

惜しかった。スペイン戦では、最後にペナルティーエリア横のスローインへのチェックが甘く、注意しなければならなかった交代して入って来た選手の左足にやられた。久保が予選で決めた左足シュートとそっくりのシュートです。サイドは逆ですが、女子がやられたスウェーデン戦の失点もペナルティーエリア横でのチェックの甘さからでした。だから、日本の課題の1つと言えるかもしれません。日本の場合、特に女子は背で負けているので、センタリングを挙げさせないためにもこのチェックは大切です。

 

失点1は、まさかのPK。遠藤がチェックに行ったのは当然なのですが、エリアに入ったら相手に触れてはいけない。特に転びやすい足はね。正直、この失点が無ければ結果は分からなかった。1対3が1対2になっていただろうという単純なものではない。1つの失点が戦術や流れに影響してくるのです。この失点の原因は、それよりも前に右サイドを攻めるときに味方が3人もいたのに、距離感が狭く、結局奪われてカウンターをくらったことにあります。そのカウンターを止められなかったため、遠藤が後ろから焦って触れてしまったわけです。あの右サイドの攻撃、しっかりとやりたかったですね。

 

失点2は、エリア前でのフリーキック。これをヘディングで押し込まれた。エリア前で反則をするのはとても危険です。それをしてしまったことがよくない。日本は、予選で3連勝したものの、内容はだんだん悪くなっていた。久保と堂安のゴールで盛り上がった予選と違って、久保のゴールが見られなくなるどころか、久保がボールを持つ時間がほとんど無い試合が最後2試合です。マークされていたとするならそうなるかもしれませんが、それならその分他の選手へのマークが軽くなるとか、久保がそれでもキープするとかの展開を期待したかった。久保がボールを持つのがペナルティーエリア横辺りのサイドが多かったのも気になる。初戦こそそこから切り込んでの左足シュートで得点しましたが、やはりあそこからでは得点力が減る。予選序盤で、堂安のマイナスへの折り返しに久保が走り込んでシュートというのがありましたよね。ああいう風に、久保が中央で活躍するという場面が欲しかった。

 

失点3はエリア外からのミドルシュートだけれど、まあ、このときは失点覚悟で攻めなければならない時間だったから、あまり言っても仕方ないかな。

 

さて、マイナスの感じだけで終わりたくないです。いいところもあった。それは途中で入ってきた三苫。ドリブルが豪快でスピードもあり、体格がいいのでボールを取られにくい。この試合唯一の得点は三苫の豪快な切り返しからのドリブルシュートでした。他にも中央をドリブルで突き進み、そのままシュートの場面。シュートはボール1個半くらい左に逸れましたが、明らかにメキシコを翻弄していました。この三苫の活躍を見ると、途中出場じゃなくてはだめだったの?とか、スペイン戦で使っていれば結果は違ったかも?という思いが出てきます。それほど、三苫の活躍は短時間ながらも魅了するものでした。相馬と三苫の2人のドリブラーは得点に結びつけられる力を持っていた。それでも、フル出場できずに代えられたり、ベンチにすら入れなかったりしたのが痛い。

 

さらに言ってしまえば、オーバーエイジ枠の2人が出場停止になったり、スペイン戦で得点力のある久保と堂安を途中交代させてしまったり、ニュージーランド戦で決定的な場面を決められない場面が複数あったりと、反省点はあります。まあ、これらも結果論になってしまうかもしれないので、何とも言えませんけれどね。それでも、久保と堂安の2人同時交代は延長戦で得点の機会を減らしたかもしれませんね。久保は確かに活躍の場面が減ったけれど、延長のどこかでよいドリブルやパスをするのではという期待感があありますからね。

 

さて、この試合、個人的に最も残念なのは、無観客&コロナです。

実は、この3位決定戦のチケット抽選に当選していたんです。日本代表戦って生で観たことが無いんですよ。だから現場で盛り上がりたかったですね。ただ、野球もそうなのですが、観に行ったところで負けるとかなりショックが大きいので、この試合をそのまま観ていたらとてもショックだったと思うので、まあいいかと思うようにはしています。でも、コロナが無ければ、観客の応援でこんな結果にはならなかったかもしれませんよね!

 

またもや4位でメダルに届かなかった日本。もう吉田とかは挽回の機会は厳しいかもしれませんが、この悔しさをバネに、さらに強くなって欲しいです。吉田たちは、この後のワールドカップ最終予選に全力を注ぎ、五輪より上のワールドカップで雪辱を晴らして欲しい。がんばれ、日本!