オリンピック、サッカー予選を振り返る | マジシャン・ハリーポッターさんのブログ

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東京オリンピック2020が始まりましたね! コロナ禍で1年延びて2021年です。

 

関心があって楽しみにしていた種目について語ります。今回はサッカー編です。

 

まずは、当然サッカー男子と女子!

そして、ソフトボール!

卓球

柔道

水泳

体操

です。

スケートボートにもびっくりしました。

 

サッカー男子は、南アフリカ、メキシコ、フランスと同じグループだったわけで、かなり大変なグループだったと言えるでしょう。

第1戦は南アフリカ戦。

強豪メキシコとフランスを考えると、そこに2勝するのは厳しい。だから、南アフリカ戦には勝たないと予選突破は厳しいなと思いました。結果、久保の1ゴールで1対0で勝ちました!

久保がペナルティエリア右から切り込んでいって、角度の厳しいところからゴールを巻くようにファーサイドへ流し込んだ。少ないチャンスをものにした感じでした。

 

第2戦はメキシコ戦。

ここが一番大変だと思いました。久保と堂安の2ゴールで2点取り、その後フリーキックを直接入れられて2対1で勝利。堂安のPKはゴール中央へ。本田が過去にPK2本を中央に入れたのを思い出しました。この試合でよかったのは、プレス。中盤で積極的に迫り、自由にパスをさせなかった。仕方なくロングパスをしたのを日本が防ぐ。この戦い方がドンピシャにハマった!だからかなり安定した戦い方ができました。

 

第3戦はフランス戦。

前半に2点、後半に2点で、4対0で勝利!久保は3戦連発!この試合、引き分けでも1位通過の日本。さらに1点差で負けても2位通過できるという状況。久保を後半から代えてしまうという余裕を見せました。1位通過するためには、久保を代えるのは早すぎたと思いますが、結果は0点に抑えたのだからよかったというべきか。久保の代わりにトップ下に入った選手が結局点を入れたわけですしね。フランスは2点差以上で勝たなければ突破できないからガンガン攻めてくると思ったのですが、日本のプレスがそれをさせなかった。この試合が一番楽でしたね。個人的には、後半に見られた、無理に攻めないでパス回しで時間を稼ぐプレーは好きでは無かったです。確かに、僅差であったのなら有効な戦い方です。でも、そのときは3点リードしていたから、時間稼ぎしなくてもよかったのでは。そんな戦い方、あまりこの先役に立たないと思う。むしろ、交代でフォワードの前田を入れたのなら、少ない時間で前田をいかに活かして点を取りに行くかという、攻め方の練習をした方がよかった気がします。これも結局は時間稼ぎしながら前田の得点も生まれたので、結果よしと言うべきなのか。でも、やはり攻撃の練習は大切ですよ。

 

さて、次は決勝トーナメント。ニュージーランド戦です。プラス材料とマイナス材料を挙げておきます。

プラス

・久保を後半温存できたこと。

・怪我の富安が復帰し、機能していた。

・堂安、久保、前田など、スピードで勝っていることが多かった。

 

マイナス

・酒井がイエローカード2枚で出場停止に。

・フリーキックが活かしきれていない。今までの日本は、フリーキックをきっかけに点を取ることが多かった。すごいトリックプレーもまだ見られていない。

 

???

・連携が大事なのに、鍵を握る久保や堂安を早めに代えてしまい、体力面ではプラスと言えるが、連携練習としてはマイナスか。

 

サッカー女子について。

サッカー女子は、かなり厳しいと思いました。澤や宮間がいた頃の、女子のバルサ(パスが上手なスペインののバルセロナ)と言われていた強さがほとんど無かった。よかったのは岩渕と長谷川くらいかな。(個人的視点です。) 岩渕はスピードも決定力もあって、頼りになりますね。でも、2戦目はけがのため先発を外れ、最後に少しだけ出たというところが残念でした。岩渕が出ていたら?と思います。

決定的に課題となったのは、攻撃力の弱さです。3戦目で田中がゴールして勝ったものの、2戦目でPKを外したのはまずい。PKとは、有名な選手で外すものだから仕方ないという人は多いでしょう。ただ、その外し方に問題があると思うんです。田中のように、ボールに少しずつ近づきながらのフェイント方式の蹴り方は個人的にはおススメしないです。なぜなら、その場合強いキックができなくなって、キーパーの逆をつけなかった場合、止められる可能性が高いから。実際、これまでもそういう場面を見てきました。これができるのは、PK職人と言われた遠藤くらいかな。結果、やはり失敗。

 

そして、何と言っても一番悪いのは、攻撃時の動き。連動が足りないんです。足が止まっている。味方がボールを持ったら、いろいろなところへ動いてパスコースを作る人、そしてその選手とそれをマークする相手が動いた後にできたスペースに移動してチャンスを作る人、この両方がいなくてはならない。ところが、今のなでしこジャパンはそれができていない。味方がボールを持っているのに、走って先のスペースでもらおうという動きがほどんと見られない。これでは足元へのパスばかりになり、決定的なチャンスは生まれない。すごいドリブラーがいない限り、これでは突破できない。実際、突破できたのは1戦目で岩渕がロングパスに足の速さで先に追いついてそのままノートラップでゴールしたときくらいですよね。ああいうスペースへの攻めが重要なのです。解説の人も「足が止まっているのはどういうことなのでしょうか。」と批判していましたね。まさにその通りです。この動きができないのは、戦術的準備不足と言われても仕方ないです。スタミナが無いのなら仕方ないですが、90分やれとは言わない。でもどこかで連動の動きをしてみんなで動き回らないとこの先通用しませんよ。

 

今のなでしこをよく知らないのですが、今回はフリーキックのスペシャリストはいないのでしょうか?岩渕がそうなのかな?過去なら、澤や宮間がいたときは得点の予感がありましたよね?さらに、アンダーの試合で、田中陽子の右足と左足の両方でフリーキックを決めたのは圧巻でした。そんなことは、男子でもそうあるものではありません。そんなスペシャリストが欲しい。

 

男女通じて、フリーキックのプレーが不足している。直接蹴って失敗してばかり。久保のフリーキックで惜しかったのはありましたが、他はイマイチ。以前の日本はいくつかのトリックプレーを用意していて、日本のセットプレーは警戒されていたと思います。今年もそういうのも欲しいなと思います。まあ、直接決められるのが一番ですけれどね。

 

アルゼンチン、ドイツなどが敗退した予選。唯一の3戦全勝した日本男子にかかる期待は大きい。

女子の巻き返しに期待!