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L-Magicianの独り言。

某地方都市で活躍(?)するマジシャンの日々の出来事を綴っております。

L-Magicianとはローカルマジシャンのことです。

最初から読んでいただけたらマジで面白いかと。。。思ってます。

早いもので、もう4月です。


マジックを始めて14年目に突入です。


と言っても年月だけは何もしなくてもカウントアップします。


年月と実力が伴っている訳ではありませんので、あしからず。。。。


ほんの数年前まで、これだけ色々な人生経験をしても俺はまだ20代なのかぁ~~~


と思っていたのですが、同級生で早い人はもう32歳になってしまっております。


あっという間に年をとります。


まぁ我が人生に悔いはありません。

L-Magicianの独り言。



*意味が分からない人はスルーしてくださいね。



楽しくやっております。


本日のブログは本当に困った話なのです。


あなたなら、どうします?


善意とお金にまつわるお話です。





でわでわ。


前回のブログ で15万円ものマジック道具を購入したカズ君とのお話です。


この出会いから、もう10年近く経ちました。



俺とカズは今でも親友です。



5年ほど前に俺の妹が結婚をしました。


その時にカズに協力をしていただいて、俺とカズの二人でマジックショーをしました。


ありがとう。


ちなみに、ほんの少しですがギャラを気持ち程度あげました。


まぁ交通費です。



1年と少し前にカズが結婚をすることになりました。


もちろん、俺もマジックショーをすることになりました。


カズは「きちんとギャラを払うから!そんなにはあげれないけど。。。。」と。


こういうのは気持ちの問題です。


「いいよ。俺の妹でもしてもらったし。ギャラなんかいらないからと。。。。」


*まぁ俺は少し払ったのですけどね。


「いや、仮にもプロでマジックをやってるんだから。それはそれ。きちんとお金は払うから。」と。





とまぁ『いくら?』という話はしなかったのですが、ギャラを払うという約束はしました。


俺は最後まで気にしなくてもいいよ!と言ってたのですがね。




でカズの結婚式本番。


カズの友人がピアノをひいておりました。


さらに、余興でフレアバーデンディングをやっておりました。


知ってますか?フレアバーデンディング。


バーなどでお酒を作るバーテンダーがボトルやシェーカー、グラスなどを用いた曲芸的なパフォーマンスによって、カクテルを作り提供するスタイルである。


とネットには記載されておりました。


まぁ簡単に言うと、ジャグリングをしながら、お酒を作るということですね。


正直凄かったですよ。


この後、マジックショーするのが恥ずかしくなるぐらい。


マジックショーは急遽、カズがステージに乱入してマジックをするということを思いつき、結果、大盛況に終わるのでした。


良かった良かった。


で片付けを済ませて帰り際にカズから


「今日は本当にありがとう。これ少ないけど。。。。手紙も書いたから後で読んでね。」と。


そう言って、封筒をもらった。




で俺は家路についた。


カズからの手紙にはこんなことが書いてあった。


今日は本当にありがとう。カレリスタも早く結婚してね。お金は大した金額ではないけれども、マジックやバルーンを購入する費用に充ててください。


と。


正直、気持ちが嬉しかった。


こういう手紙を受け取る機会というのは非常に少ない。


人の温かさを再認識した。





で、ギャラは?


と。


いくら入ってるのかなぁ~~~~



それはそれ。これはこれ。


封筒の奥を覗く。。。。。。。。


?


???


???????


ない。。。。。。。



空っぽです。。。。。。。



ワナか?



ワナなのか??????


俺との友情を試しているのだろうか?



確かに俺は「お礼なんていらねぇって。その代わり、俺の結婚式の時は写真撮影頼むよ!」


って言った。確かに言った。


*カズは趣味でカメラをやってて一眼レフのカメラを持っているのだ。


もう一度、手紙を読み返した。


お金は大した金額ではないけれども、マジックやバルーンを購入する費用に充ててください。


とある。


この文面からすると、少なくとも、いくらかのお金が入ってる気もする。


忘れたのだろうか????


けど、、、、


お金なんていらねぇって!と口にした人間が、お金が入ってなかったよ!


って連絡するのもな。。。。


なんかちっちゃい人間だよな。。。。。


迷った。。。。


が、何もしないことに決めた。


が数時間後。。。。。



本当に忘れてただけなんじゃないのか?



何度、文面を読み返してみても、


マジックやバルーンを購入する費用に充ててください。


とある。


空っぽなら、費用に充てることはでけん。



それとなくメールしてみよう。


「今日はありがとう。手紙も読んだよ。非常に言いにくいんだけど・・・・・・・・


封筒の中身は空っぽでしたけど。。。。。。」


と。


それとなくメールするつもりが、意外とストレートでした。


しばらくして、カズからメールが来た。



「ごめん。お金を入れるの忘れてた。。。。しかも全員に。。。。。」


俺以外にもピアノを弾いてくれた人や、フレアバーテンディングをしてくれた人にも封筒は渡したのだが、お金を入れるのを忘れていたらしい。


こうして、カズの結婚式の一騒動は終わったのであった。


それにしても。。。。


みんなびっくりしただろうなぁ~~~~


空っぽって。。。。。。







皆様、お久しぶりです。


3 月 11 日に発生しました東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) にて被災された地域の皆さま、および関係の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。


僅かばかりですが、募金させていただきました。


どんなに慰めの言葉よりも現金に勝るものはないと思います。


僅かですけど有効利用していただければと。。。。




俺のブログは過去の出来事を思い出して書いているマジックブログです。


時事ネタは書かないようにしてますので、そろそろ本題に入らせていただきます。


でわでわ。




15万円の価値とは人によって、それぞれだと思う。


俺の先輩のI田さんなら、一日の飲み代くらいである。


俺なら、一か月の生活費くらいだろうか。家賃、食費、光熱費含め。


15万円の車なら安いだろうし、


15万円の自転車なら高い。


15万円のパソコンなら妥当かな。。。。


とまぁ人によって、またはモノによって、お金の価値は変わるのである。


当たり前ですね。


では、質問です。




15万円の手品道具なら?




高い?安い?




手品道具は意外と高いんですよ。


あんまり売れるもんじゃないしね。


どうしても値段が高くなります。


本日は、そんな15万円の手品道具に纏わるお話です。


いやいや正確に言うと、15万円分の手品道具のお話です。


相変わらず前置きが長くなりましたが、お読みください。



うちのマジックバーでは手品道具も売ってある。

(*既に俺はこのマジックバーを引退しております。)


1000円くらいのものから数万円するものまで・・・・・


ある日のこと。


お店でママが商品である手品道具を片っ端からカウンターに並べている。


「どうしたんですか!?」


今から客が来るかもしれないというのに一体何事だ!?


「昨日ね~ お客さんが手品道具を売ってくれって頼まれてね。いくら分だと思う?」


その様子から察するに結構な金額だろう。5万?8万?


「なんと・・・・・15万!手品やってる人って金持ちだよね~」


*正確に言うと手品にハマると金銭感覚がマヒするのである。



15万!?



5万円くらいなら購入することはあるが、さすがに15万円ともなると自分にも記憶は無い。



何者なんだ!?


ただのマニアにしてはやりすぎだろう? プロか?


まぁプロなら、こんな所では買いませんけどね。


どんな人か聞いてみた。


詳しい年齢は分からないが、年齢は20代前半くらいか。


当時の俺の年齢が21歳くらいだった。


その人は地元の人間で最近、手品に興味を持ったらしい。


噂でうちのお店を知って今回やって来たというわけ。


一人で・・・・・


ま~全国どこでもそうだと思うが、一人でマジックバーに入ってくるツワモノはそういない。


間違いなくマニアな人です。


彼もその一人。



ママと一緒になって15万円分の道具を揃える。


「ねぇカレリスタ!これいくらにしようか?」


それは普段なら3000円程度で売っている商品。。。。


「5000円でいいか!」


..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ ギャァ!!


5000円。。。



それって完全に詐欺なのでは?


*もう10年以上前の出来事なので時効ということでお願いします。


うちにある手品道具は師匠が手作りで作成しているものが多数ある。


値段はあってないようなもの。


そもそもタネが高いのである。


材料費だけ考えたら100円くらいのものが数万円で売れる世界なのである。


値段で文句を言う人は買ってはいけない。



値段など、その場の雰囲気などで適当に決めることもあったので。


ママが5000円と言えば5000円なのだ!



師匠はマジシャンであって、経営には疎い。


店にママが来ていないとき、師匠は平気で1000円でいいぞ!何て客に言ってしまう。


ママがいなかったら絶対、潰れてるな・・・・このお店。


その分、ママが超厳しい!


ママはこういったところで、お金を稼いでいるのです。


これ頼んだ人はとっても可愛そうです。


そんなこんなで15万円分のセットを作成。


ママは満足気!


「これだけあれば、15万でも安いでしょう。」


俺からすると10万でも高いと思うのだが・・・・・


ちなみに近隣にある某デパートにもマジックショップがあるのだが、そこで同じものを買うと20万は下らないと思う。


そう考えたら、まぁ暴利というわけでもない。


もう少し店に通っていただいて、俺とかに直接、交渉してくれれば、アドバイスとかもしてやったのに・・・・


そして、その人は嬉しそうに15万円分の手品道具を持って帰ったらしい。


終わり。



一体、注文した人は誰なんだ!?


その人の名はカズ。


それから5年後、その人と一緒にフルマラソンに挑戦 し、一緒にテレビに出演する(ローカル放送だけどね。)ことになるとは夢にも思わなかった・・・・・・







このブログを読む前に必ず『涙 ~Vol.227~』 を読んでください。


意味が分からないことになりますので。



まず、なぜ俺たちが足の治療が出来たのか?


ただ、格好つけたいが為に知らない知識を振りかざした訳ではありません。


3バカの構成は俺と先輩が二人。


先輩二人は中学校からハンドボールの経験者だったが、高校ではハンド部には入らず、途中から入部したのだ。



なのでテクニックはあるが、体力がない。


よってこの二人はよく足をつる。


その度に呼ばれてマッサージや治療の命令を受けていたのが他ならぬ俺だったのだ。


体育会系の縦社会は厳しいのだよ。


そのため俺は足がつってしまった後の処置には定評があったのだ。


これを踏まえて。。。。


ブログを再開しましょう。






彼女は泣き叫んでた。


「負けてもいい。これで最後なんだよ。みんなと最後までコートに立たせてよ。」


人目も気にせず号泣してた。


。・゚゚(ノД`)あ゙~ん


足をつった経験がある人は分かるかと思うが、5分や10分ですぐ動けるものじゃない。


彼女は無理矢理立とうとするも立てないでいた。。。。。



その頃の俺たちは。。。。


「おいカレリスタ。お前マッサージしてやれよ。今ならタダで触れて感謝される特典つきだぞ。」


「こんな重たい空気で、そんなことできる訳がないでしょう。」


「だよね。」


「けどキライじゃないですね。あんな熱い娘は。。。。


むしろ好きっす!」


「ここで助けたらヒーローじゃね?」


「絶対ヒーローですよ。惚れられるかもしれませんよ。いや俺だったらもう抱かれても良いって思います。」


「とりあえず電話番号を聞いてそこから始めないと。。。。」


まぁ世の中の男の考えなんて、こんなもんである。


まして男子高校生です。


むしろ、そんなことしか頭にはない。


「まぁ所詮、我々には、そんなことできないですよ。」


「まぁね~」


俺たちはバカだが非常に純情なのだ。


まぁ単なるアホですが。


見ず知らずの女の子に声をかけるなんて。。。。。


そげなことはでけんですたい。



だから見てるだけで終わるはずだった。


けど見てるだけで終わることができなくなった。


そう。。。。


マネージャーがコールドスプレーを取り出したから。



このまま放置すれば、事態は悪化すること間違いなし。



どうする俺?



「先輩!止めないと。急激に冷やしたらますます悪化しますよ!」


決して俺が止める訳じゃあない。


「分かってる。わかってるけど。。。。。」


そう分かってるけど小心者の俺たちが声をかけるなんて。。。。


「アンタ先輩だろ!?俺にも格好いいとこ見せてくださいよ!で、彼女の番号ゲットしましょう。」


「分かった。お前も一緒に来い!」


こうしてマネージャーが冷やす直前で先輩が声をかけて、俺を中心に彼女の処置をしたのだよ。




ちなみにこの頃は携帯なんて誰も持ってない。


メールアドレスなんてものもない。


一部、ポケベルを持っている人間もいたけど。それも少なかった。


番号とは実家の電話番号である。


最近の若造よ。


女の子の家に電話をかけて、親父が電話に出た時の気まずさ。。。。。


味わったことなど、ないだろう。


あれで男は強くなれるのだよ。


処置が終わり彼女からお礼を言われた。


その直前に我々は、こんな会話をしていた。


「カレリスタ、番号聞けって。」


俺かよ!?聞ける訳ねぇし。


なんせ、俺の彼女は同じハンドボール部のマネージャーでしたので。


「彼女に怒られるので俺が聞けるわけないでしょう。先輩が聞けばいいじゃないですか?今の先輩なら聞けます。俺だったら絶対教える。俺たちはヒーローですよ。。。。。たぶん。。。。。。」


「そんな簡単に言うなよ。断られたらどうする?格好悪くね?」


「大丈夫です。もとから格好良くはないので。。。。先輩に失うものはないんですよ。」


「アホ!せっかく格好いいことしてんのに、それがチャラになるじゃん!」


「だったら聞かなければいいんじゃないですか?」


「アホ!聞きたい。。。。」


本当にどうしようもない。。。。。。


年頃の男の子は難しいのです。



「この流れでぜひ、お礼にでも!って向こうが俺たちの番号を聞くってことはないかな?」


「それはないです。。。。。」


まぁテレビの世界とイケメンなら、その可能性はあっただろうけどね。


「お前聞けって。」


「だから彼女になんて言うんですか?」


「マネージャーには俺からきちんと説明するから。お前は俺のために聞いたんだと。」

*マネージャーって俺の彼女ね。


先輩。。。。。


あんた最高に格好良い顔で最高に格好悪いことを言ってますよ。。。。



「こっから先は自己責任です。自分で聞いて下さい。」


「分かったよ。。。聞く。」



こういう会話があった後に



彼女から何度も何度もお礼を言われました。



「同じハンドボーラーですから。」



俺たちは熱い握手を交わし、名前も聞かず名前も名乗らずその場を去った。



「なんで番号聞かなかったんですか?」


聞くって言ってたのにさ。


「聞こうと思ったさ。思ったけどさ。。。。。俺たち格好いいことしたじゃん。





だったら格好良さを最後まで貫こうと思ってさ。。。。」



「タイプだったですよね?」


付き合いが長いと好みのタイプも分かる。



「超タイプだった。。。。。。」


だろうね。可愛かったもんねぇ~~~~


「先輩の格好良さを俺が一生覚えてますから。」



こうして一つの出来事が終わった。


男の考えることなんて、所詮こんなもんなのさ。。。。


男の行動の裏に純粋に下心あり。




まぁ10年以上昔のことなので、許して下さい。