L-Magicianの独り言。 -17ページ目

L-Magicianの独り言。

某地方都市で活躍(?)するマジシャンの日々の出来事を綴っております。

L-Magicianとはローカルマジシャンのことです。

最初から読んでいただけたらマジで面白いかと。。。思ってます。

妹と離れて暮らすようになって14年目となる。


どこの兄妹も同じようなものかと思うが一緒に暮らしていたころはケンカばかりしていたが、離れて暮らすようになってからは非常に仲が良くなった。


まぁもともと、ケンカばかりしてたけど仲も良かったけどね。



で、妹のお話。


うちの妹は料理が非常に美味い。


自分で自画自賛している。


で、実際に美味いらしい。


俺は実家に帰っても遊んでばかりで家で食事をすることがほとんどなかったので妹の手料理などはもう10何年も食べてない。


妹が料理上手になったのは俺のおかげなのだ。


間違いない。


今日はそんな話をしよう。





あれは俺が16歳くらいのことだった。


妹が中学2年生くらい。


その頃の妹は部活動もやっていなく、ただ遊んでいたかと思う。


成績は中の上くらい。


趣味なども特に何もなく、母ちゃんが妹に何か趣味を持たせたいと試行錯誤していた。


で、その頃の俺は。


地元の進学校で部活動を現役バリバリでやっていた。


進学校なので宿題の量も多い。


土日も部活だ。


部活が終わって家で勉強もある。


毎日暇を持て余している妹とは対照的な生活を送っていた。


その頃の俺の生きがいはというと。。。。


もちろん、食事だ。


尋常じゃないほど運動をしている。


朝飯を食べた後にパンを食べて、昼ご飯食べて、部活が終わって先輩と飯を食べて家に帰ってから晩飯を食べる。


恐ろしいほどの食欲だった。


それでも体系はスリムだったのさ。




ある日のこと。


部活が終わって真っすぐに家に帰った。


非常に腹が減っている。


「母ちゃん!飯!」


今考えると贅沢な暮しだ。


帰ったら風呂が沸いてあり、飯の支度がしてある。


独り暮らしすると分かる、このありがたさ。


「今日は妹がスープを作ったんだよ!偉いでしょ!たくさんあるから!」


妹の手料理か。


初めての出来事だった。


まぁ誰が作っても構わん。


これだけ腹が減ったら大概美味いはず。


しかし・・・・・・・・・・


妹のスープは。。。。。。。。。。。。


黒かった。。。。


何だろう。


俺が知っているスープとは違う。


まず、色が黒い。


具がない。


なんで!?


ハイハイ (´。` ) =3


なんで、誰も突っ込まない。


妹が料理の準備をしている隙に俺はスープを飲んでみた。


見た目が悪くても美味い料理などたくさんある。


が、、、、、、


案の定・・・・・・・・・・・


まずい!



お湯にコショウをふりかけた。


そんな感じ。


コショウの味しかしない。


「母ちゃん!マズイ。。。。。。」


「しっ!黙りなさい!」


母ちゃん、凄い剣幕で怒っている。


「マズイは禁句です。」


「アホ!マズイもんはマズイ!部活でクタクタに疲れてんだよ。こんなマズイもん食えるか!」


生まれてこの方、母ちゃんの手料理か惣菜くらいしか食べたことがない俺は、この世の中にマズイ料理があるということを初めて知った。


「あのね、あの娘(妹ね)には何の取り柄もないの。


今日、やっと料理に興味を覚えたのよ。


あの娘が結婚できるようになるためにも、料理くらい覚えさせなきゃ。」


「だからマズイものはマズイって言うのも優しさじゃね?」


他の誰もが言ってくれないのなら、家族くらいは本音で語ろうよ。


「あんたバカね!?あんたがマズイって言ったら、もう二度と料理しないって言うかもしれんでしょ!絶対美味しいっていいなさい。そして残さず食べなさい。」


「こんなに疲れた体にあのマズイ飯を食えと?」


「妹の一生がかかってるのよ!あんたお兄ちゃんでしょ!残したら今月の小遣いなしね。」


ギャ━━━━━━Σヾ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!



「分かったよ。。。。。。。。」


高校2年生にとって一ヶ月の小遣いがなくなるのは痛い。


まぁ食費で消えるけど。。。。


他の食事で誤魔化しながら妹のお手製スープを食べた。


やっぱりマズイ。


妹に聞いてみた。


「ちなみに、これは何スープって言うの?」


「あのね。。。。。私が考えたの!凄くない!?」



オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!



何で料理初心者のお前が創作料理など作る?


最初は本を見ろ!本を!


母ちゃんはなぜ、止めない!?


コショウの味しかしないのだが、さらに濃いのだ。


海水の塩がコショウだったら、きっとこんな感じなのではないだろうか?


とりあえず、飲みきった。


ふぅ~まずかった。


「兄ちゃん!どうやった?」


妹は満面の笑みで俺を見る。


そして俺は母を見る。


絶対に美味しいって言いなさい!的な目で俺を見ている。


次に発する俺の一言で今月の小遣いが決まるのだ。


「うん、美味しかったよ!また作ってね。今度はできれば名前がついた料理を作ってね。」


最後の台詞はせめてもの俺の抵抗だ。


言った!言ったぞ!!!!!!!!!!


俺は16歳にして、この世の中に優しいウソってのがあることを知った。


母ちゃんを見る。


まぁ良し!的な顔だ。


すると妹が予期せぬ言葉を発した。


「おかわりいっぱいあるからね!」



Σ( ̄ ̄ ̄Д ̄ ̄ ̄lll) ガビーン



「あ、ください。。。。。」


妹は、おかわりをドンブリいっぱいに注いで持ってきた。


俺は16歳にして、人の優しさは時として余計なお世話になる!ということを知った。


次の日、予想通り腹を下した。


これをきっかけに妹が料理にハマるようになり、妹の料理技術は格段に進歩していった。


どう考えても妹が料理上手になったのは俺のおかげだろう。


そんな妹も年末で母になります。


終わり。







うちの妹は、はっきりと言う。


実の兄に対しても。。。。


本当にはっきりと言うのだ。


血の繋がりがなかったら、イジメです。


(●´・△・`)はぁ~


そんな妹の物語を少々語ろう。


あれは妹が結婚する時のこと。


結納の話 を覚えているだろうか?


この少し後のお話である。


妹の結婚式まで残り半年ほどのこと。


仕事の都合で実家に帰っていたら妹に呼び出された。


「大事な話があります。」


「どしたの?」


「あのね。兄ちゃんは結婚式に呼びません。」



ム━━━[○・`Д´・○]━━━ヵ



いきなりなんだ?


顔は超マジです!


「えぇぇぇ!?俺、兄なのに?」


「こんな太ってて醜い兄は、私は友達に紹介できません。」


まぁそりゃさ、少し太ってるけどさ。。。。


いやいやいや。。


デブってほどじゃないぞ。


少々、ぽっちゃりくらい。


そこそこ彼女もいるし、全くモテないわけじゃないし。。。



「母ちゃん!妹が変なこと言ってるけど!何とか言ってやってよ。」


「あのね。母さんも妹の意見に賛成。あんた自分で鏡を見てみな。こんな男を誰が好きになってくれる。」




おまえも妹派か!?



!Σ( ̄ロ ̄lll)



しまった。ワナだ。。。。



「いやいやいや。。。。別にそんなイケメンとは言わんが。普通に彼女とかいるし。これでよくね!?」



母:「あんたは幸せやねぇ~ 顔もダメ。それで太ってて。一生彼女できないよ。結婚もできないよ。」


「だから彼女も普通にいるって!今はいないけど。最近までいたの。自分ではこの顔も気にいってるんだけど。。。」

妹:「私は超可愛いのに。こんな可愛い妹の兄貴が、こんな太ってるなんて世間に紹介できないって!」


まぁ確かにうちの妹はモテるらしい。


若い頃は年間2~30人くらいに告白されると言っていた。


年間?


30人?


コイツで恋愛のバランスが壊れてるんだろうな。きっと。。。


「だって。お前の友達も俺知ってる人が多いじゃん。」


そう。田舎なので妹の友達も結構知ってる。


「それは昔のアンタを知ってるだけでしょう。部活で現役バリバリのアンタならいざ知らず、今の自分を見てみなって。」


そこまで言うか。。。。。


。゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!



「だから。10キロ痩せなさい。まぁ半年しかないから、最低でも5キロかな。痩せないと結婚式に招待しません。」


「努力はするけど。。。」


「努力じゃダメなの。結果を残しなさい。」


「けどさ、妹の結婚式には普通、兄は出るもんじゃね?」



縁を切っているなどの理由以外で家族が出席しない結婚式など聞いたことない。


なんだかんだで、俺は出席することになるのだよ。


と俺は安易に考えていた。


妹の答えは俺の想像以上だった。


「そう。そうなのよ。現実問題ね。アンタが痩せなかったとしてもね。結婚式に出席させない!なんてことは不可能なのよ。」



まぁそうだろう。そうだろう。



「けどね。私の本音はね。そんな太っている兄ちゃんなら本当に友達に紹介したくないの!」


。・°°・(>_<)・°°・。 ウエーン



母さん・・・・


うちの妹は怖いです。



目が本気です。



「たった一人の可愛い妹の結婚式なんだから、素直にお祝いしたいでしょ。簡単なことだよ。痩せなさい。」


母:「そう妹の言うとおり。死ぬ気でダイエットしなさい。」



で、どうしたって?


その日から運動して夜は炭水化物を抜いてダイエットに励んだよ。


おかげで、妹の結婚式までに9キロ痩せました。



兄貴の意地です。


ちなみに現在は、それ以上リバウンドしてしまいましたけど。。。。。







例えアラサーになろうとも妹は妹なのである。。。。。


まぁ当然だけど。。。。


今回はうちの最強妹にスポットを当ててみよう。


うちの妹はしっかりしている。


しっかりしているというか、ちゃっかりしている。


ここまでいくとある意味凄い。


数ヶ月ほど前のお話。


仕事の都合で実家に帰ってた。


夕方にバルーンの打ち合わせで妹と会う約束をしていた。


打ち合わせも終わり午後6時過ぎ。


妹の旦那は仕事で遅くなるらしい。


「飯でも食べに行くか?」


「あんたのオゴリなら。。。。」


まぁそうなるわな。


大丈夫。想定内のお返事です。




「1000円以内な。二人で2000円以内だぞ。」


本当は二人で1000円以内と言いたかったけど、ランチならともかく、夜ご飯だしねぇ~。


「分かった。考えとく。」


こうして車に乗ってとりあえず、街の方へ向かう。


「特に食べたいものないしねぇ~」


「お前が少しお金を出すなら飲みでもいいぞ。」


「えぇ~ なら飲みじゃなくていい。」




あまり財布に金がなかったので全額はキツイ。



そう言えば妹と飲みにいくことはたくさんあったけど、二人で飲みに行ったことはなかった。





兄として、たまには妹と二人で飲みに行くのもいいんじゃないのか?


なんか俺のスイッチが入った。


「良し。わかった。全額俺が奢ってやるから飲みに行こう!」


お金がなんだ。


妹と二人で飲みに行く機会なんて、そうそうない。




世の中にはお金では買えないものがあるんじゃ!



そう。。。。



プライスレス!



「飲むとお金かかるよ。」


「アホ。たまにはいいじゃないか。」


うん。そうそう。こういうお金の使い方は素晴らしい。


「ちなみに予算はいくらくらい?」


予算?


そうねぇ。。。。


「普通に考えて一人3000円くらいじゃね?どこかいいとこある?」


俺は地元を離れて、10数年経つ。


妹は生まれてから、ずっと地元に住んでる。


妹の方が、この街のことは詳しいのだ。


「今、考え中。」



「よし!決まった。」



妹の指示でお店に向かう。


見た目は喫茶店のようなお店だった。


なかなか洒落たお店じゃないか。


「流石だな。よくこんな洒落た店知ってるねぇ~」


「ここのステーキね。超美味しいんだよ!とにかくだまって食べてん!」


「そんなに美味いの?そりゃ楽しみ。」


?


ステーキ?


「ここは居酒屋じゃないの?」


「違うよ!ステーキ屋さん。まぁマジで美味いよ。」


「えぇぇぇえぇ!?ステーキなんて食べたことないけど、高いじゃん!何ちゃっかり人の金でステーキ食おうとしてんのよ!」


「大丈夫、大丈夫。さっきの予算で十分足りるから!」


ガガガ━Σ(ll゚ω゚(ll゚д゚ll)゚∀゚ll)━ン!!!



違あぁぁぁうう!



「アホ!俺はたまにはオマエと酒でも


飲みながら、ゆっくり話をするという行


為に金を出す気じゃったの。


ノンアルコールでステーキ食ったって


ゆっくり出来んじゃん。」


「大丈夫。ゆっくり話そう。」



「違ぁぁぁぁううう!俺はオマエとたまには、酒でも飲みたかったんだよ。」



「最近、飲み過ぎだからお酒はいいかな。」



「じゃぁ何で居酒屋でもいいとか言ってんのよ。」



「だから居酒屋来てないじゃん。」


「アホ。居酒屋の話にならんかったら、予算は1人1000円のままだったのに。」



居酒屋に行くというから予算を上げたというのに。



「分かってないなぁ~~~ 


今日はね。


居酒屋に来たつもりで3000円払って、


超美味しい肉を食べようって訳です。」


なんですか?つもりって。。。。


俺は居酒屋に行きたかったのに。。。。。


非常に納得は行かなかったが、結局、ステーキ食べた。


マジで超美味かったけど。