3月の中旬に図書館から借りてきて、約1ケ月かかりました。
はじめ、DVDで映画を観たのですが、どうもスペイン内戦の状況がはっきりせず、主人公の負わされた作戦内容もはっきりせず...
これは、原作を一度ちゃんと読んでみようと思いました。
ところが、原作を読んでもはっきりしません。スペイン内戦は他の資料で調べればわかります。しかし、主人公の背負わされた作戦の重要性や、なぜ、アメリカ人の主人公(イギリス出身・アメリカの大学でスペイン語の教授 イギリスさんなどとも呼ばれていますが)が敵方がファシスト(反乱軍+ナチス・ドイツ)といえ、共産(ソビエト)人民政府軍の義勇兵として、自分の命を賭けなければならないんだろうかと思いました。
止むに止まれぬ、主人公の動機が書かれていない。
翻訳も忠実に訳しているのかもしれませんが、古い訳で、今ならきっと違う日本語でぴったりする単語があるはずだと思うのですが... はっきり言って下手くそです。
共産もファシストも戦争になると狂気になって簡単に人殺しをすることはわかります。同じ国民が殺し合いをする虚しさ、その中でたった二日間の男女の恋愛が書かれているのもわかります。
でも、無駄なエピソードが多すぎる。もっとよく構成してから書いて欲しいもんです。 ああ...疲れました...
私は高校時代に、ヘミングウェイの『老人と海』を読んでますが...結末を憶えていません。多分、同じ理由で、途中で投げちゃったのかもしれません。
並行して、青空文庫で『樅の木は残った』(山本周五郎)を読みながらだったから、時間がかかったのかな?
これは面白いです。構成が見事! 読者を飽きさせない!