ずーと、「女中菊」だと思っていました(笑い)。
昨日ホームセンターに行って、初めて知りました。
バカな私です....
お菊さんという名前の地味な女中さんが、便所周りで見つけた雑草が、実は虫除けに効くんだという、勝手なストーリーを作っていました。
ずーと、「女中菊」だと思っていました(笑い)。
昨日ホームセンターに行って、初めて知りました。
バカな私です....
お菊さんという名前の地味な女中さんが、便所周りで見つけた雑草が、実は虫除けに効くんだという、勝手なストーリーを作っていました。
私は1980年のヤングマガジン創刊(当時は月2回)と同時にデビューしたのですが、その1年前から編集部とネームのやりとりをしていました。
30ページぐらいの読み切りを依頼されると、まずB4のわら半紙に描いて、それを学内の生協でコピーし、郵便局で送るのです。
1979年にはまだ、コンビニはありません。したがって生協のコピーが一番安い。FAXもありません。宅配も一般化されてい
ないので、宅配便もありません。
郵便局で30ページのコピーをB4の不定形封筒に入れて郵送すると、かなりの重さで、高額になってしまいます。
そこで、局員さんのアドバイス。「小包にしなさい その方が安い」
私は、東京の編集部までネームを小包にして送っていました。
荷造りひもで十字に結び、「荷札」を二つつけて。
1980年に東京に出てくると、生協は使えないので、コピーは近くの文房具屋ですることになりました。
当時からコピー機はかなり高価なものですので、自分で使うことができず、30ページの鉛筆で描いた落書きみたいな絵のネームを、文房具屋のおじさんにお願いすることになります。
たいがい、どこの文房具屋に行っても、変な顔をされました。
「こいつ何やってんだ?」と聞こえてくるようです。
そして最後に領収証を書いてもらうわけです。待っているのが、とても長く感じられる時間でした。
2月後半から、なんと一ヶ月以上もかかって上・中・下・3巻『罪と罰』を読み直しました。
学生時代に卒業のために一度読んでいます。当時は新潮文庫の工藤精一郎訳の上・下・2巻。
今回は光文社古典文学新書 亀山郁夫訳を図書館から借りてきて読みました。(字が大きくて、訳がすんなり自然に入ってきて読みやすかった... 膨大なドストエフスキーの研究から、訳がなされているため。違和感なく頭に入ってきます。)
いつもながら、自分の記憶のいい加減さに愕然とするのですが、今回もこんなシーンあったけの連続でした。
私は本当にちゃんと読んでいたのだろうか....?
当時、私はラスコーリニコフ(金貸しの老婆を殺した元・法学部の学生)とポルフィーリー(予審判事)の心理戦が強く印象に残ってます。お互いに事件の真相を知っていると確信しながらの、言葉のやりとりが面白かった。すごかった。
数年後、この二人をモデルに『ANSWER』(回答・答え)という漫画をスペリオールに連載しました。
主人公の名は『赤平(あかひら)』、エーロス(肉体的な愛)に対するアガペイ(精神的な愛)からとりました。
タイトルは 1979年にアダルト・コンテンポラリーチャートでヒットした曲 England Dan and John Ford Coley の
『 Love is The Answer』(オリジナルはTodd Rundgren)
からとりました。
『罪と罰』について、まだまだ気づいたことがあるので
次回につづきます。
宮沢賢治には有名な詩、『永訣の朝』があります。
教科書にも載っている有名な詩です。
最愛の妹、としこ(とし)が死の床にあって、その朝の情景を
詠んでいます。
おそらく2月か3月かぐらいの、東北岩手の冬にしては、ちょっと生暖かい日。
湿った、どんよりとした空から「雨雪」が降っている。そんな感じです。
としこの言葉
Ora Ora de shitori egumo おらおらで しとり えぐも
(私は、私一人で”死んで”行きます)... なんとなくフランス語のような響きがある岩手弁です。
あめゆじゅ とてきて けんじゃ
(雨雪を取ってきてください)... と言われて、賢治は青い蓴菜(じゅんさい)の模様のついた陶椀を掴んで、外へ飛び出すのです。
ここで「まがったてっぱうだまのように」(曲がった鉄砲玉のように)飛び出したとあります。曲がった鉄砲玉とは軌道をあらわしていると思うのですが...
この『曲がった鉄砲玉』、私はいつも『トム & ジェリー』が追いかけっこを始めるシーンが頭に浮かんできます。
トムが、一度、ため(テイクバック)を入れて、ズッビューンとすっ飛んでいくシーンです。
ジェリーにイタズラをされて、頭にきたトムがジグザグに追いかけていく...昭和30年代の生まれで、日曜日にはこのアニメを見て育った世代には簡単に想像ができるのではと...
せつなくて荘厳な死を迎えた妹を読んだ情景なのに、いつも邪魔をする私の不遜なイメージです。
宮沢賢治さんには本当に申し訳ないです。
実はけっこう、『自由』じゃないな。
グラウンドで走りながら空を見ていると...
風の強い日は目指す方向に直接には行けず、何度も反対方向へ飛ばされたり、落とされたりして、苦労して羽ばたいている。
短い距離なら、歩いて行けばいいのにと思うんだが、そこは鳥の『性』なんだろうね。つい飛んでしまう。苦労の始まりだ。
風のない日だって、けっこう必死に羽ばたいてる音がする。
エネルギーを使って風をつかまえないと、遠くへ飛べない。
ああ、長くは生きられない生き物なんだなあ。