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鎌田洋次(漫画家)のブログ

作品紹介、草野球など諸々。

 亡くなった元首相は自衛隊を憲法に明記しようと憲法改正を主張した。

自衛隊が海外へ行っても「肩身の狭い思いをしないように、思いっきり銃を撃ち、敵を殺せるように」だ。 

憲法に自衛隊が明記されれば、いずれ韓国などと同じように徴兵制度が始まるだろう。なぜなら、少子化で若者が少なくなった日本に、自衛隊に志願して入るものなど、今後増えていく理由がないからだ。さらに自衛隊は海外へ拡大派遣され、必然的に人手不足になるのは火を見るより明らかだ。

  

 皆さん、想像してほしい。もし徴兵制度が始まって、自分の子供や孫が銃を握らされ、引き金を引いて人を殺すことになったとしたら...

もちろん、彼らには生き延びるために、自分を守るために、引き金を引いてほしい。しかし、人を殺したという重荷を、彼らは一生、背負うことになるのだ。

 いや....生き延びるとは限らな。限りなく死ぬ確率の高い場所に彼らを追いやることになるのだろう。

  

 太平洋戦争で生き残った兵士が言っていた。『戦争を知らないものが、勇ましいことを言う』と。

元首相も戦争を知らない世代です。お子さんも、いらっしゃらなかったんではないかな?

 

 

 

  

 第二次世界大戦中、アメリカの大統領ルーズベルトが死去し、その跡を継いだのが副大統領トルーマンだった。彼は初め、マンハッタン計画の存在を知らされていなかったという。

着々と進められていた原子爆弾の開発は、1945年5月、ナチス・ドイツの降伏によりその使用場所を失った。

 

 どうしても原爆の威力を試したいアメリカが、次に選んだのは、日本だった。トルーマンはそれに"GO"サインを出した。

どれほどアメリカは原爆開発に軍事予算をかけたのだろう、その決算の言い訳を求めたのだろうか?

 

 そして選ばれたのが、「広島」 「長崎」

 

無垢の何十万という市民が肉体的に精神的に虐殺された。

 

 

 

 核抑止には”核”と、ウクライナの情勢に合わせ、心配を煽っている政党があるが、非核三原則をただの”理想”に過ぎないと言われても、私たちは守らなければない。でなければ、今も広島の土に眠っている、何も知らされずに死んでいった多くの市民に、なんと申し開きができるでしょうか。

  

 非核三原則は日本が日本でありうる、たった一つの証です。

 

 限定的核使用など、あり得ない。汚染は土を介し、水を介し、大気を介し、地球全体に広がり、何年もの食糧危機を引き起こすだろう。 使用した国の為政者は後で気づくのだ。

  

  『なんと愚かなことを、してしまったのだろうか』と....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以前、私はこのブログで「阿部一族」は変な小説だと書きました。(小説というよりも史実をもとに書いた記録のような話)....

 

 実は最近、乙川優三郎氏の「生きる」を読んで「阿部一族」

の読み直しをしてみました。

 

「生きる」は第127回直木賞を受賞した小説です。(別に直木賞を受けたから、どうのこうのという訳ではないですが)

武家の家臣の殉死『追腹』についての話です。明らかに「阿部一族」に触発されたのではないかという話です。

 

 私は乙川優三郎氏の大ファンです。文章の上手さ、繊細な表現、構成、素晴らしい作家です。時代物だけではなく「ロゴスの市」「脊梁山脈」など 人の感情を深く描き出すだけでなく、

取材、資料の読み解きがすごい。

 

 さて、「生きる」を読んでから「阿部一族」を読んでみると、まったく、以前読んだ時とは違う景色が見えてきました。淡々と語られる出来事の行間に、殉死する本人と家族の心の動きが見えてきました。

 繊細な文章で書かれてない分だけ、生々しい。当時の読者はどう感じたのだろうか。日常、一緒に暮らしていた人が、生活の一部のように腹を切って死んでいく。とつぜん暮らしの中から消えていく。

  今は、その刃先の冷たさや、皮膚に突き刺す痛ささえ、感じられるようです。また、家族の複雑な感情も、悲しみも、想像できるようです。

 

 森鴎外は軍医だったと記憶してます。以前は、なんか医者のカルテを読んでいるような文章で変な感じがしたのですが....

 

 読み直してよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 元首相の功績を讃えて”国”がやるんですか? 外国から要人をを迎えることもある? 警護が大変だ。

 

『国民一人一人に、喪に服すことを強制するものではない』と政府が言ってますが ...... (じゃあ、国葬ではないよね)

 

 どこから金が出るんですか? 税金ですか?

この大変な時期に。

 

 ”国民のことを一番に考えていた”元首相ですから、『そんな無駄金は使わないで、この難局を乗り切ってください』と仰るんじゃないでしょうか?

 

 私はそう思います。