きみの胸に続く美しい冬の影
あるいは、凍りついたものへの打撃
もはや、自力でふるえるしかない風景
都市の袋小路で、我々はみな硬い殻に護られながら
心の内奥に不発弾を抱えている
きみと手をつなぎあう虚構と現実の不自然な夕日
気象学は終焉し、世界の災厄は澄み渡る空の中にこそある
なんと多くの暗喩が氷を溶かし、緑の樹冠は痛烈な光に包まれていたことか
いくつもの季節を過ぎて、私が手にする粉々の詩句
それでもきみは果肉の繊維を紡いでいる
突然、腐葉土の下から現れる青空のレールの上を
近未来の電車が走り、詩形式にシグナルを送る
想像力の不可能性
ハンドルをいっぱいに切ると、風が車両の最後尾を抜けていった