遠くからの響き | The Magellan

The Magellan

Poetry Magazine Magellan 発行人のブログ

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きみの胸に続く美しい冬の影

あるいは、凍りついたものへの打撃

もはや、自力でふるえるしかない風景

都市の袋小路で、我々はみな硬い殻に護られながら

心の内奥に不発弾を抱えている

きみと手をつなぎあう虚構と現実の不自然な夕日

気象学は終焉し、世界の災厄は澄み渡る空の中にこそある

なんと多くの暗喩が氷を溶かし、緑の樹冠は痛烈な光に包まれていたことか

いくつもの季節を過ぎて、私が手にする粉々の詩句

それでもきみは果肉の繊維を紡いでいる

突然、腐葉土の下から現れる青空のレールの上を

近未来の電車が走り、詩形式にシグナルを送る

想像力の不可能性

ハンドルをいっぱいに切ると、風が車両の最後尾を抜けていった