テトラポットで 多面体が転がる ひとの夢と希望のように すりぬける風にためらいながら 何度も繰り返し唱えるのだ 砂の起伏 それは きみの体温と ぬくもりが隠された あまやかな視覚のあふれ 夏と冬を交差する ひかりの種子の瓦解 あるいは 濃密にくずれるための余韻 過敏な刹那への思いが きょうも 力強い波を待つのだ