クルマと人の写真館-K200

★メッサーシュミットK200 「バイクの森おがの」で撮影


バイク好きが集う場をつくり、バイクで町おこし。という考え方は微妙だ。

いわゆるバイク人ときたら、実に気ままにできていて、ふらりと理由もなく

集うかと思えば、かたくなに個人主義だったりする。


そんな奴らに街の命運をかけて大丈夫か?


人を集めるならレースとかやるのがイチバン手っ取り早い方法だろうが、

ココはもっとおだやかな方法で、そんな身勝手な奴らのバイク愛を

確かめる場を提供しようとしているのだろう。

丘の上にあるバイクの森に隣接する建物の中には、大量のクラシックバイクが

居並んでいるのだ。


でも、

館内で大事に展示されているバイクたちよりもはるかに魅力的なのが、

おもむろに、寒空の下、放置されていた、このメッサーシュミットK200だ。

(レプリカのようですけど、まあ全然りっぱです。)


番犬みたいでした。






クルマと人の写真館-goif21

★うーん、ひたすらに何気なさ過ぎる。。。GTIは徳大寺センセも乗ってた。


戦うゴルフといっても球技じゃなく車の話で。
フォルクスワーゲンは伝統的に車に風の名前をつけます。ゴルフはメキシコ湾の風の名前、

英語的にはガルフですね。

もう6代目までいってますが、今見ると「1」は細かいところまでデザインされていてモダンで

えらいかっこいい。さすがにジウジアーロものなわけで、風の名前がピッタリくる。

そこにいくと似てはいますが、「2」は全く洒落っ気がない。

車という最少概念をカタチにしただけ。っていうへんな割り切りがあって、ゴルフって名前も風って

感じじゃなく「こんなんでも友達とゴルフにいけますよ。お父さん」という意味かってくらい。

さらに中古市場でも値段が安く、タマも多い。
おかげで「2」は史上最もイバリの効かないガイシャとして認識されています。

また、このクルマのオーナーもオーナーで、まったく恥じ入るばかりに、そうでなければ

全然クルマなんか気にも留めない風を装って、このクルマに乗ってるわけです。



でも、本気のゴルフはこれだけです。

それこそ泥まみれで戦った。


クルマと人の写真館-golf23

世界ラリー選手権グループAで86年、こいつはチャンピオンに輝いている。

悪路は4WD、ドリフトはFRのものと思ったら大間違い。ドライバーのケネス・エリクソンはこの年、

FFドライブの限界技を見せてくれた。グループAがトップカテゴリーになった翌87年も、ランチャ

・デルタ、マツダ323を向こうにまわし、まるでコマネズミのようにくるんくるんコーナーを駆け抜

けたものでした。

アルファのジュリア?プジョー106ラリー?

レースで活躍した車が偉いなら、「2」のほうが遥かにエライ!とオーナーは誇っていい。

ただし、変に大事にするのは似合わない。こいつは生まれながらの完全なるツール。

使いつぶしてる姿がかっこいい。
冬の山道で屋根に雪を背負ったまま走ってるボロボロの真っ赤な「2」とすれ違ったけど、

むしゃぶりつきたくなるほどかっこよく、頼もしい感じでした。自家用にして「はたらくクルマ」の

悲哀をもってるのは後にも先にもこやつだけなんだと思います。


クルマと人の写真館-R34
★好漢ポール・ウォーカー&R34GT-R

 このクルマにこんなに爽やかな男が乗ってるのを見たことがない(失礼しました)。



今、R34はとっても魅力的だと思う。

20世紀も終わりの年(99年ですけど)にデビューしたR34は当初、押し出しの強いワルな顔と

巨大なケツ、余りの“ザッツGT-R”っぷりに胃もたれさえ起こしそうであった。

時代がよりスマートなものを求める中、このクルマだけが前時代性を引き吊る、恐竜の生き残り

に見えた。

「スカイラインは一部の熱狂的なGT-Rファンの贔屓の引き倒しで、なくなるな。」とさえ思った。


日産はそういう引力に引きづられやすいメーカーである。

「スカイラインをスポーツイメージにするためは、レースカーに近いものを作ってメインで売り出せばばよい。」

という愚を冒したと思う。

結果、スカイライン本来の立ち位置はブレて、狭く極端な価値のクルマになってしまった。



だが、デビューから10年たって、こういう殺気立ったクルマがほとんど消滅した今、

最後の直列6気筒は俄然輝きを増していると思う。

プリウスやら、インサイトやら、三菱の枝豆みたいなカタチをしたエコカーの次にこのR34を

見てみるといい。こっちの方は断然クルマで、あっちはクルマじゃない別のものに見える。


だから、

映画「ワイルドスピードMAX」の市街地GPSバトルは見ものだ。

クローズしない市街地をGPSの指示で無理やりコースにするもんだから、

信号無視、逆走、接触は当たり前、スリルあふれるクルマとクルマのアルティメット

バトルが見れる。この映画は現代の日本では作ることが不可能なモラルとストーリーの

なさが魅力のエンタテインメントなのだ。

そして、そういうルール無用の猛獣の檻の中でみるR34の頼もしいこと。

ワルな顔、でかいケツ。この押し出しの強さがなければ羊の皮を被った羊だ。

世界レベルの怪物だったんだなと改めて思う。