キャンピングカーでの旅2日目。
朝から、諏訪湖に棲む龍神が、出雲の神在月に出席するのに、いつもその尾っぽを掛けていたと伝わる「尾掛松」(杉の木神社)
場所が判らずの現地の人何人かに聞いたのですが、誰も知らずびっくり。
ネットで探して何とか見つけて、行って来ましたが、何と民家と民家の細い道を、通ってひっそりと祀られていた「尾掛松」杉の木神社。
昔、絵葉書にもなった程の「尾掛松」は、古代の「松之木湛(たたえ)」神事の地と伝えられているとの事。
「湛」とは「たたり」のことで、尾掛松に神霊が大空より降臨することを信じて祀ったものなのだそう。当時は「杉の木様」とも呼ばれていたらしい。
でも本来は、樹種はヒノキ科ビャクシン。
諏訪湖上で漁をする人の目印の巨木でもあったそうですが、枯れてしまった様で、平成16年1月に安全上の配慮から伐採されてしまい、その幹約2メートルだけが残っていました。
やっぱり呼ばれた氣がした。拝めて良かった♡
高速に乗るつもりで走っていたら何と道沿いに酒蔵が一杯。
ついつい車を停めて入ってみる事に(^.^)
まずは「麗人」さん
美味しい地酒の呑み比べやスタウトのビールも美味しかったぁ
運転してくてくれた主人は夜までお預けで申し訳なかったけれど
大阪で何度も頂いた事のある美味しい日本酒「真澄」さんの蔵もあって入りました。
真澄とは、諏訪大社上社のご宝物「真澄の鏡」を酒名に宮坂醸造株式会社さんが命名されたのだと初めて知りました。
ここもとってもお洒落なお店で日本酒の呑み比べが出来る部屋に入ると、見事な松のお庭が…それを眺めながら呑み比べが出来ると言う最高のロケーションでの試飲も最高でした(^.^)
お洒落な食器や、片口やお猪口も買って、高速に乗り、車を走らせて向かったのは、山梨県にある
「身延山久遠寺」
ここは、日蓮宗の総本山。
鎌倉時代に、疫病や天災が相次いた時に、「法華経」をもってすべての人々を救おうとした日蓮聖人が開山されたのだそう。
見事な山門は荘厳で圧巻でした。
身延山久遠寺は、奥之院思親閣を「頭」、諸々の伽藍を「胸」「手」「膝」などと、日蓮聖人の身体に見立てて配置されているのだそうです。
歩くと2時間半はかかると言う山の中にある奥之院、私達は早々ロープーウェイに乗ってお参りさせて頂きました。
お参りの後、本堂(ほんどう)へ入らせて頂きましたが、ここは、日蓮大聖人座像など15体の仏像が安置されていて、久遠寺最大の建造物で
天蓋や釣り灯篭などで飾られた絢爛豪華でびっくり。
又天井画は、日本画壇の重鎮加山又造画伯による迫力のある「墨龍」で
どこから見ても必ず目が合うといわれる傑作、見応え充分でした。
久遠寺を後にして、明日行く沼津港まで車を飛ばして、まずは温泉を検索。
三島に「極楽湯」があると言うので行く事に。
やっぱり温泉は良いなぁ♡時間的に、ゆっくりとは、入れなかったけれど、癒されました。
その後沼津駅前にある、コインパーキングを見つけてキャンピングカーを停車。
近くにファミリーマートもあってトイレも確保。
そこから、ネットで調べた「板前料理だるまや」と言う地元の居酒屋さんへ
板前料理とあるだけあって、何を頂いても美味しくて最高でした♡
ビールに地酒沢山頂きこの日は、明日に備え、はしご酒をせずキャンピングカーで就寝。
テレビも観れるし、電子レンジもあるのでやっぱり快適。
さぁ明日は、いよいよ愛知県に入り「熱田神宮」へ
楽しみです(^.^)