龍神は天地を自由に動き回り「流れ」を起こす。つまり気象・海流・地熱をつかさどる有難い存在なのです | 「勾玉の輪」先生の鑑定日記と石の不思議ばなし

「勾玉の輪」先生の鑑定日記と石の不思議ばなし

糸魚川翡翠でおなじみの
大阪・今福鶴見の天然石専門店「勾玉の輪」です。
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スタッフ自身のエピソード・お客様から寄せられた石の体験談なども掲載していきます。

龍神さんが好きな人は多い。

でも古代日本には、龍神信仰は無かったのだそうです。

 

龍神信仰は、弥生時代の後半になって古代中国より龍が伝わってからなのだそうです。

 

実はそれ迄は「蛇」を神と崇め信仰していたのだとか。

これが蛇神信仰。

 

蛇は脱皮を繰り返すので再生と不老不死のシンボルで、縄文時代や弥生時代は蛇は「カミ」だったのだそう。

 

なので、各地に白蛇伝説などもあり蛇が神聖な生き物とされていて「白い」というのは色が神聖だという意味もあるのだそうです。

 

当時は、白は色がついていない霊的な存在だと考えたのでしょう。

 

もともと日本は八百万の神を称え、自然界のいたるところに神様がいるという自然崇拝が信仰の原点で

 

山や川や泉など、神聖な場所にはそこを守る「主」と言われる神様がいると信じていた様です。

 

そして蛇は川や沼や沢などの水辺にいて水や雨を司る存在。

稲作には、大量のお水が必要になる為、雨を降らしてくれる神様はとても重要な存在から「龍神」として信仰されたのだそう。です。

 

なので日本の龍神は水神やその場所を守る主が形を変えたものとして信仰されたのですね。 

 

龍神は天地を自由に動き回りそこに「流れ」を起こしてくれます(^^)

雲を動かし、風を吹かせ、雨を降らせてくれる…つまり気象、海流、地熱の流れをつかさどる有難い存在が龍神なのです。

 

京都にある妙心寺の「雲龍図」に描かれている迫力のある天井絵の龍は、目が動くと言う事で有名。

 

同じ京都の建仁寺の法堂の「双龍図」の龍神もかなりの迫力に圧倒されますが

先日行った奈良、天川村の大峯山「龍泉寺」の八大龍王堂の天井絵の龍神も私は大好き♡

 

そんな龍神を彫刻した限定で入荷していた勾玉が今日全部完売しました

お取り置きをされている何人かの分はまだ置いてありますが、それ以外のは全部完売。

 

今日来て下さった男性のお客様は草場一壽さんの龍の大ファンで

 

出来れば全部の種類の勾玉が欲しいと、前回購入されたオニキスとクォーツの勾玉以外に

タイガーアイの勾玉もやはり欲しいと取り置きされ、今日連れて帰って下さいました(^^)

今日は同じタイガーアイのカエルさんが気になると一緒に連れて帰って下さいました(^^)

 

そして午後からのお客様もクォーツの限定龍神勾玉をストラップにされて連れて帰って下さいました。

龍神パワーが「流れ」を起こしてくれるので、物事の成就が早くなる筈

皆さんのお力になれたら嬉しい♡