ヘアカラーのあれこれ2(デザインカラー) | 岩手県盛岡市美容室 HairRoom Act (ヘアールームアクト) macchuの語り部屋

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なんでもノンジャンルで更新しています。笑

 

 

また話が

ちょーーー長いんだぞ~ヽ(゚◇゚ )ノ

 

 

 

 

 

ヘアカラーのあれこれ1 (ブリーチカラー)

を、まだ読まれてない方は

先にこちらをどーぞ。

 

(参照↓ポチっと)

 

 

 

 

前回、昨今ヘアカラーの

「髪の色」のお話を

長々、長々、と。

 

 

 

今回は

「デザインカラー」に関して

語ろうかと思います。

 

 

 

 

ウチのお客様達には

今さら感があるかもですが

一応、目を通してくれると

僕が喜びます。( ̄▽ ̄)笑

 

 

 

 

デザインカラーって何よ?

 

 

ってことなんですが。

 

 

 

 

デザインカラーとは

 

色の明暗のコントラスト

髪色の見え方に変化を加える

 

ヘアカラー施術です。

 

 

ヘアカラーの知識は当然のこと、

美容師としてのセンス技術力

それなりに必要な仕事です。

 

 

 

 

 

 

一般的に

最もわかりやすいのが

 

 

「メッシュ」

と、言われるものですね。

ブリーチウィービング(16レベル) on AsBe系8レベル

ブリーチメッシュ on ヘアカラー

 

 

その「メッシュ」が

Hiスライシング(Be系14レベル) Lowスライシング(N系5レベル)

ハイライト & ローライト

 

 

ベースの髪色よりも・・・

 

明るければ (High)ハイライト」

 

暗ければ (Low)ローライト」

 

 

と、言います。

 

 

 

これらは

全体の髪色(ヘアカラー)とは別に

アルミホイルペーパーなどを使って

 

部分的に明るい(暗い)色を

塗り分けます。

ホイルワークと言います)

 

 

その塗分け部分を

「パネル(スライス)状」にするか

「筋状(細い線、太い線)」にするか

で、見え方は全然変わってきます。

一般的にはメッシュと言えば「筋状」ですかね。(・∀・)

 

 

また

ベースの明るさレベルに対して

ハイライト、ローライト、

それぞれの

明度レベルの誤差によって

 

コントラスト(ギャップ)の

付き方が変わります。

 

 

 

 

 

ウチでは

グレイカラー(白髪染め)

の、お客様の多くが

ハイライトを施術されています。

毎回では無くてもいいのだ。(・∀・)

 

 

これによる

「明るい白髪染め」

を、させて頂いています。

 

 

コントラストが大きければ

メッシュ感が強く出ます。

ReN系6レベル 全N系7レベル HiスライシングYe系12レベル

 

 

コントラストが少なければ

全体的に馴染みます

ReN系6レベル 全N系7レベル HiスライシングBe10レベル

 

 

今では

グレイカラー(白髪染め)単体でも

それなりに明るくすることが

可能なヘアカラー商材

たくさんあります。

(最近は9レベルとかも普通にある)

 

 

そうしたヘアカラー商材単体で

茶髪な白髪染めでも

いいのかもしれません。

(市場で売られるホームカラーはこの部類が多い)

 

 

しかし

明るく染まるグレイカラー商材

明るくする力(脱色力)と

染料(白髪に染まるブラウン)のバランスの関係

どうしても白髪に染まった染料が

早く抜けてしまいやすいのです。

(茶色に染まったはずの白髪がすぐに黄色っぽくなる)

これがホームカラー白髪染めあるある。(・∀・)

 

 

色持ちを良くするためには。。

 

 

ヘアカラーの色味が

「濃い」方が良いです。

 

 

でも、色が濃くなると

当然、明るさは出にくいのです。。。

うーん、悩ましい。( ̄ー ̄;

 

 

 

なので、ウチでは

 

 

根元の白髪ベースの髪色

ほどほどのダークブラウンで

しっかりとカバーします。

(明るさMax7レベルで抑えます)

ReN系6レベル 全N系7レベル HiスライシングYe10レベル

 

 

髪色の見た目の明るさ

ホイルワーク(ハイライト)で作ります。

 

 

明るさを優先したいのであれば

ReN系7レベル 全N系8レベル HiスライシングYe系12レベル ×2

 

 

ハイライトの明るさ入れ方

見え方をコントロールします。

 

 

メッシュ感が欲しいのか

全体的な明るさが欲しいのか

ReN系7レベル 全N系8レベル HiスライシングYe系12レベル 

 

 

それはお客様の要望

あとは僕の気分で。笑

ウソです。( ̄▽ ̄)

 

 

 

 

ちなみにウチでは

グレイカラーでのハイライト

基本的には

「パネル(スライス)状」で入れます。

 

 

メッシュと言うと

「明るい筋状の線」

がスタンダードですが。

 

 

これが

ファッションカラーであれば

筋状でもいいのですが。。。

 

 

グレイカラーの場合

退色してきた時に細い筋もキラキラしてきて

とても髪色がゴチャゴチャしてくるんですよ。

地毛なのか、染まった地毛が退色したやつか

染まった白髪が退色したやつか、ハイライトなのか、みたいな( ̄ー ̄;

 

 

 

 

ちょっと話は飛びますが。

 

 

 

 

前の記事の

「三原色」あたりのくだりでも

ちょこっと説明しましたが。。。

 

 

グレイカラー(白髪染め)商材には

・地毛を明るくする脱色力

・色合いを作る染料補色の「緑」

そして

地毛と馴染ませるため

 白髪を染める「ブラウン」

が、配合されています。

 

 

これの

 

>地毛と馴染ませるため

  白髪を染める「ブラウン」

 

このおかげで

ファッションカラーよりも

髪色の幅が狭い事が

どうしても否めません。。。

 

 

 

 

なので、美容師側は

ホームカラーでは出来ない

明るい白髪染めをするために

いろんなやり方を考えてるんですよ。

あ、良い事言えた。( ̄▽ ̄)笑

 

 

 

 

 

 

さて。

 

 

 

 

 

 

最近多い

「バレイヤージュ」

「メッシュ(ハイライト)」と

何が違うの?

 

と、言う感じなのですが。。。

 

 

実は、昨今のバレイヤージュ

「現代版」と言う感じに

変化しました。

 

 

ホイルワークも加えて

細かく施術するのが

現在ではスタンダードです。

 

 

本当は、もっと大雑把

ルーズな仕上がりのものだったんです。

(それによるメリットも大きいのですが)

 

 

今ではブリーチを使うバレイヤージュが多いので

ブリーチの塗りムラのリスクなどを考えると

ホイルワークの方が安全かつキレイな仕上がりになります。

 

 

 

 

実は、バレイヤージュは海外発

20年くらい前

日本でもちこょっと始まったんですよね。

 

 

でも、その頃の日本では

安室ちゃんのおかげで

メッシュ(ハイライト)全盛期。笑

 

 

今ほど主流に

なれなかったんですよね。。。

 

 

 

 

ウチでは

ヘアカラーでのバレイヤージュ

ずーーとやっています。

このブログの初期の頃から

たくさん記事にしています。

 

 

バレイヤージュの仕上がり

簡単に説明すると。。

 

 

筋状の明るさが

毛先に向かって広がっていく

 

 

です。

 

 

 

根元の地毛を残しながら

ザックリと染めていくので

根元の地毛が伸びてきた時

パツーンと線が付きにくいメリットがあります。

(プリンになりにくい)

 

 

そのザックリの加減次第では

逆に、地毛をローライトのように

暗い筋状を残すことも出来ます。

 

 

明るさのコントラスト

カラー剤の塗布の仕方を調整すると

普通にメッシュ状にも出来ます。

 

 

色んな仕上がり方が出来るので

初めてのヘアカラーの人には

とてもオススメです。

(ウチでは、ね)

 

 

 

 

先にもちょっと述べたんですが。

 

 

現代のバレイヤージュ

上記の拾い物画像のように

ブリーチを使ったダブルカラーで

ハイトーンに仕上げることが多いです。

(アッシュ系、ベージュ系、ホワイトなど)

 

 

巻き髪(ウェーブ)にも映えるため

均等な筋状にします。

 

 

ブリーチって

ムラが出来るとそれがメチャ目立つので

きれいな仕事と

均等な筋状にするには

ホイルワークがいいんです。

 

 

ゆえにその分、特殊な仕事になるので

ブリーチバレイヤージュの場合は

基本的に施術料金も高くなりますので

ご注意下さいませ。

 

ウチでやるような

ヘアカラーバレイヤージュは

そこまでではないですよ。(・∀・)

 

 

 

 

 

 

「グラデーションカラー」

「裾(毛先)の部分」に向かって色が変わる

デザインカラーです。

 

 

バレイヤージュと何が違うの?

って感じですが。

 

 

筋状の明るさ(メッシュ)が無く

毛先に向かって

均等に色が変わっていく感じです。

 

 

と、言うよりも

ベースの色に対して

裾(毛先)だけが

そろって違う色で染まってる状態

グラデーションカラーと言うのが

多いかもしれません。

 

 

何気に

キレイなグラデーションには

美容師の個人差が否めません。

パツっと横線が付いちゃってるとイケテナイ。( ̄_ ̄ i)

 

 

これは

ボブ~ロング

映えるでしょうね。

 

 

メリットは・・・

 

 

切れば無くなるので

リセットしやすいです。笑

初めての派手髪にはいいかもね。(・∀・)

期間限定カラーとしても楽しめます。(°∀°)b

 

 

 

 

 

「インナーカラー」

主に、ボブベースのヘアスタイルに

隠しカラーとして施術されます。

 

 

普通にしている分には目立ちにくく

耳掛け結んだ時には

メチャ目立つと言う

「プチ、派手髪」です。

 

 

何気にウチでも

ちょいちょいあります。

ベースの色と内側の色には

ある程度の明るさのコントラストが無いと

わかりにくいです。

 

 

基本的には

ブリーチを使うダブルカラーです。

極端なギャップを楽しみたい人には

いいかもしれません。

 

 

 

 

ちなみに最近は

「こめかみ、もみあげ」辺りだけ

色を変えるのを

「イヤリングカラー」

と、言ったりします。

オサレね♪ヽ(゚◇゚ )ノ

 

 

ベース(全体)の色を

明るくしすぎなければ

内側もヘアカラーだけでも

十分変化を出せます。

 

 

 

 

「フェイスフレーミング」

顔まわり(前髪)だけ

極端にヘアカラーを色を変える

ヘアカラー施術です。

 

 

逆にブリーチをして

顔まわりを明るくするのも多いです。

 

 

ある意味、インパクトが強いので

これはお好みですね。

でも僕は

明るくするか暗くするかは

モデルとケースを選びます。(・∀・)

 

 

 

 

 

 

「シャドールーツ」

これはまた

ちょっと特殊なんですが。

 

 

ザックリ言うと。

 

 

全体的に明るくなった髪

ホイルワーク(ハイライト)で筋状に間引き

根元~中間を暗く染める

 

 

です。

 

 

 

ハイライトやバレイヤージュなどの

筋状の明るさ

繰り返しやっていると

なんだかんだで全体が明るくなり

メッシュ感がわからなくなっていきます。

 

 

そこで

あらためてメッシュ感を出すため

ベースの髪色をトーンダウンします。

その際に

メッシュと、全体の毛先は

明るく残します。

 

 

どちらかと言うと

メッシュ系カラーの「補正」施術です。

 

 

実は、近いことは

普通のサロンワークでも

やってたりもします。

 

 

ウチでは

グレイカラーのホイルワークで

全体にも色を入れるのは

これが理由です。

 

 

根元暗くなると言う事は

地毛が伸びてきた時の

ギャップも少なくなるメリットがあります。

 

 

 

 

 

デザインカラーとは

ちょっとズレるのですが。。

 

 

ウチでは、主にグレイカラー

リタッチ(根元)染めと共

全体に「ヘナ染め」

毎回施術するお客様も何気に多いんです。

ヘナとは

インドの草木染めです。

基本、鮮やかなオレンジ色でしかありません。

 

 

ヘナが髪を染めるメカニズム

通常のヘアカラーとは異なります

ヘナはお水で溶きます。

 

 

ヘナはオレンジ色のタンパク質を持ち

そのタンパク質自体が髪を染めます。

タンパク質ゆえに

何度も重ねると髪がしっかりしてきます。

これまぢで。(・∀・)

 

 

ヘナによる染毛で

髪に負担がかかることは

ありません。

むしろイイです。(・∀・)

 

 

しかし、オレンジ色でしかないので

白髪にそのまま染めると

キンキンのオレンジに染まります。笑

(ブラウンに染める方法はありますが

 ウチではやりません。)

 

 

なので

 

リタッチ(根元)は「通常のヘアカラー」

 

全体には

オレンジ色タンパク質トリートメントとして「ヘナ」

 

 

繰り返していると

ほんとにイイですよ?

 

 

茶髪や地毛に染める分には

オレンジが重なるので

し赤味が入ります。

退色は少な目なので

後々に浮いてくる白髪があまり無いです。(・∀・)

 

 

キレイな色だけど

これは好みが分かれます。

 

 

そして、

草木染め特有の草っぽいの香りなので

苦手な人は苦手かな。。。

 

 

メリット、デメリットありますが

ぜひお試しあれ。

(今回はちょっと宣伝。笑)

 

 

 

 

 

 

☆まとめ

 

 

 

こんな感じで

デザインカラーって

たくさんあるんですよね。

 

 

でも、お客様達は

デザインカラーのネーミングに惑わされず

 

「こんな感じの~」

 

と、いう感じで

要望画像を見せて

美容師と相談するのが

一番いいです。

 

 

ただ、デザインカラーは

 

・似合わせ 

・雰囲気

・お客様の髪の状態

・ライフスタイル

・生活環境(仕事など)

・ヘアカラーサイクル

・ホームケア

 

これらをある程度は考慮しないと

その後に

お客様自身が手に負えなくなる

と、言う事もあります。

 

 

そして

 

その後のお客様の要望によっては

美容師側も手に負えない・・・

 

なんてことも。。。

ブリーチカラーも然り、ね。( ̄ー ̄;

 

 

 

 

 

 

 

 

それらをふまえて。

 

 

 

デザインカラーは

どこだりの美容室で飛び込みでやるのは

美容師としては

あまりオススメしません。

いきなりスゴイ要望のご新規様が来られたら

僕もちょっと悩む。( ̄ー ̄;焦

 

 

本当に上手な美容師を探すか

信頼できる美容師に相談するか

 

 

その辺も大切です。

 

 

まぁ・・・

 

 

何でも経験してみるのも

良いとも思うんですけどね。( ̄▽ ̄)

 

 

 

 

僕自身は

髪の色自体にこだわりを持つよりも

こうしてデザインで楽しみたい美容師です。

 

 

それは

どんなに髪色にこだわっても

 

その髪の色って

一ヶ月もすると変わっちゃうので。。。

 

 

髪色へのこだわりを

否定するわけでは無いのであしからず。( ̄ー ̄;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぃ~。。。疲

 

 

 

長ーい長ーい話でしたね。

 

 

 

今までさんざん

このブログで書いてきたこと

2つの記事にまとめると

内容がパンパンでしたね。

保存版として書きました。(・∀・)

 

 

 

こーゆー濃ゆい記事は

しばらく休みます。。。笑

 

 

 

 

読んでくれてありがとうございます~

 

お疲れさまでした~

 

 

そして

よろしくどーぞー。 

 

 

 

 

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