今回の話は
ちょーー長いんだぜ～ヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ
この手の話は
ご来店頂いてるお客様には
よくお話をさせて頂いています。
ちょっと外部に向けても
語ってみようかと思います。
少し業界の闇にも触れてしまうので
ブログではあえて避けていました。(￣ー￣；
ここ数年は
またハイトーンカラーが
流行っています。
そこまで多くはありませんが
ウチでも普通に施術しています。
スモーキーベージュ♪ヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ
基本的に、ウチのブログでは
「髪の色」自体の内容は
写真が下手くそなので
あまり記事にしてないんですよね。笑
店内が陽当たりが良くて
写真の向きで髪色が変わり過ぎるの。(^o^;)
ハイトーンカラーが流行ってる
と、言うよりは
ブリーチ、のち、ヘアカラー
と、重ねて施術する
ダブルカラーと言うものが
最近では普通に行われています。
これが
「美容師側の認識」、と
「お客様側の認識」、が
大きく違うことが多いです。
お客様側からの要望で
わりと多い髪色として。
ミルクティーベージュ
グレーアッシュ
ピンクアッシュ
などなど。。
髪の色のネーミングを検索すれば
たくさん出てきますし
美容師のSNSなどでも多く発信されているので
お客様の多くが見覚えがあると思います。
お客様のやりたい髪色として
見せられる画像は
上記の画像の感じが多いです。
これらは、ほとんどが
ブリーチ＋ヘアカラーのダブルカラー
だったりします。
ブリーチで金髪（以上）にしてから
あらためてヘアカラーで色を入れます。(・∀・)
これを
お客様側が認識出来ておらず
美容室に来てから初めて知ると言う
ヘアカラーのお客様あるある。。。
そしてこーゆー
派手髪の原色系カラー
これらは
ブリーチ無しでは
絶対に無理です。
こう言う原色系は
基本的には
ブリーチが二回は必要です。
「赤系」だけ例外はあり。(・∀・)
そして何気に多い
ブルーブラック
光が当たると
青光りする黒髪です。
これなのですが～・・・
「黒髪だから
学校や職場でも大丈夫」
と、思っちゃうお客様は
何気に多いかもしれません。
しかしこれも
基本的にはブリーチ（茶髪）が必要なんです。。
(詳細は後半に)
ここからは、お客様側にも
ちょっと知識的なお話を
サックリと。。。
三原色と言うものがあります。
● ● ●
赤 黄 青 ですね。
「色」はこれらの混ぜ合わせで
出来ています。
組み合わせは無限大(・∀・)
この三色を混ぜ合わせると
●＋●＋●
＝●
黒 になります。
赤、黄、青、の、それぞれの
混ぜ合わせる比率をが変わると
同じ黒でも
赤黒、青黒と色彩が変わります。
その三原色の「濃さ」で
出来上がる色の濃さも変わります。
日本人の髪の毛と言うものは
「赤」を多く含む黒
だと思ってください。
（例外もありますがとりあえず）
さて、話はここからです。
☆通常のヘアカラーについて
「地毛の色素を明るくしつつ
染料を入れこむ」
これを一度で済ませれる薬剤です。
（一般的なファッションカラーやグレイカラー）
上記の画像らのような
透き通るような明るさまでにするのは
薬剤が持つ脱色力が不足します。
脱色力の不足により
地毛が持つ「赤」が残りますが
補色の「緑」が加わることで
「ブラウン」になります。
ヘアカラー材には
「赤」を打ち消すための補色として
「緑」の染料が配合されています。
これに
染料による色味（三原色により作られる様々な色）
が、加わるのが
「通常のヘアカラー施術」になります。
通常のヘアカラーは
「〇〇ブラウン」と言うことが多いです。
ちなみに
これが「白髪染め」になると
適度な脱色力と
色味を決める染料、に加え
逆に、地毛と馴染ませるために
染料自体に「ブラウン」が含まれています。
（白髪染めに関してのあれこれは
またそのうち記事にします。ここでは割愛）
☆ブリーチは何のために？
ブリーチ剤を髪に施術すると
時間と共に
●黒（地毛）
↓
●茶
↓
●赤茶
↓
●オレンジ
↓
●黄色
↓
●薄黄
↓
●白黄
で、明るくなっていきます。
一回のブリーチでは
オレンジ～黄色
までが、だいたいの限界です。
(毛質によって誤差はあります）
オレンジの場合は
まだ赤味が残ることによって
重ねる色（希望色）によっては
染料の邪魔をすることがあります。
その場合は
もう一度ブリーチをして
赤味を消します。
（→黄色～白黄色）
シンプルに説明すると。
「赤」と「黄色」を並べた時
黄色の方が「色が薄い」ですよね。
● ●
「赤」 の方が「濃く」見える( ・∇・)
薄い色をベースにして
色を重ねた方が
希望の色になりやすい
薬剤の染料よりも
地毛の持つ「赤」の方が「濃い」ので
染料の色味が負けてしまう。
ってことなんです。
これがブリーチをする一番の根底です( ・∇・)
これらをふまえて。。。
上記の画像のように
透き通るような薄い色味を出すには
従来のヘアカラー施術だけでは
ブラウン（赤味）が邪魔をして
透明感が出ません。
そのために
昨今の流行り色は
ブリーチが必要なんですよ。
そんな中で・・・
「青色系」のヘアカラーと言うのは
今までの話が
とても顕著になります。
（ブルーブラック、アッシュ系、シルバー系も含む）
イメージの話ですが。
黄色の画用紙の上に、
青色のフィルムを重ねると
緑になります。
●＋●＝●
これは
髪の毛も同じなんです。
ブルーを狙ったはずがグリーンになると言う
派手カラーあるある。(・∀・)
鮮やかなブルーを狙うには
中途半端なブリーチでは
緑になります。
ある程度の茶髪に対して
「濃いぃぃ青」であれば
重ねつぶすことが出来る場合もあります。
（カラー剤の種類により）
しかし
これが地毛に対しての場合
地毛の「赤黒」が勝ってしまい
青みがほとんど見えないんです。
(カラーワックスやカラースプレーのように
「乗せる」色はまた別物として)
「青色系って、とっても弱い」
と、思ってください。
(アッシュ系も含む)
他の色素に、あっさり負けます。
と、マメ知識はこの辺で。。。
難しかったかしら。(￣ー￣；
ブリーチ＋ヘアカラーのダブルカラーは
ここからがとても重要です。
希望の色になって
良かった良かった♪（＾◇＾）
ですが！
ブリーチしてからのヘアカラーは
日々のシャンプーで
あっという間に退色していきます。
１ヶ月もすると
金髪近くまで戻ります。
（通常のヘアカラーの退色よりもギャップが強い）
そーゆーものなんです。
これが根底にあるので
「一週間で髪色が変わったので
直してくださいっ」(｀×´)プンプン
と、そう言った
お客様側の要望（クレーム）は
ほぼ成り立ちません。
（美容室側も困っちゃう）
なので
ダブルカラーと言うものは
「ちょっと期間だけ」
「ブルーブラックなら」
「落ち着いたグレー色だし」
みたいに
「お試し」的にやるには
リスクが大きいのです。
高校生やお堅い会社員がやるには
すぐに明るくなってしまうので
ブリーチ部分が無くなるまで
ずっと黒染め（トーンダウン）を続けないと
いけません。
逆に
いろんな髪色を楽しみたい分には
一ヶ月で色が抜けるのは
メリットになります。
あ、大きな大きな
デメリットがあります。。。
髪はそれなりに痛みます。悲
さて。。。
久々にちょっと毒を吐いてみる。
(￣ー￣；ﾄﾞｷﾄﾞｷ
最近、とっても
「誤解」がある美容師側の発信
があります。
ブリーチ無しで出来る〇〇カラー
この表現、
そろそろ止めて欲しい。。。
通常のヘアカラー（○○ブラウン系）でも
あえてのこの表現が増えています。
実は、これらのほとんどは
下地が茶髪～金髪です。
（もちろん違うのもあります）
前回までの明るい状態に
色を重ねているので
「今回は」ブリーチ無し
と言うことです。
美容師側からすると
退色して明るくなったベースを再利用して
改めて色味を入れると言う
通常のヘアカラー施術では
ごく普通の仕事です。
これが、お客様側からすると
地毛の状態(暗い髪色)から
「ブリーチ無し」で
この髪色になれる
と、思っちゃうんですよね。
美容師側は
「嘘」はついていないんですよ。
「今回は」
ブリーチはしていないから。。。
この表現で
発信している場合の共通点。。。
染める前の状態(ビフォー)が
ほとんど載っていません。
美容師のSNSで
この表現がここまで流行ってるのには
集客のための作為を感じます。
「ブリーチ無しで出来る○○カラー」
お客様側からすれば理想的。
その美容師さんにお願いしよう。
ご新規客、ゲット♪
でも
条件が合わない(髪色が暗い)場合は
結局、ブリーチをするか
妥協して通常のヘアカラーにするか
とりあえずお店に来てくれれば
なにかしらでで売り上げが入るのでヨシヨシ♪
みたいな。。。
もちろん
地毛に対して
通常のヘアカラー施術で
そう言った昨今の流行りカラーに
出来る美容師はたくさんいます。
髪質により
ある程度可能な事もあります。
実際にそれで
発信している美容師も
たくさんいます。
でも、わざわざ
「ブリーチ無しで出来る」
って表現での発信が
「地毛に通常のヘアカラー施術」なのか、
「明るいベースに色を入れた」のか、
ごちゃまぜの状態で
お客様側は見てしまうので
まぁ、現場では混乱しています。
美容師側が思っている以上に
お客様側は何もわからない
それを逆手に取って
集客に力を入れてる美容師がいるのも事実・・・。
その時の利益に走り
その先の事を考えてないよね。
ウソつかれたって悪評も流れちゃうよ？(￣_￣ i)
あと
美容師が発信している
ヘアカラー画像の多くは
加工フィルタがかかっていることが
とても多いのです。。。
彩度を下げて露出を上げる、かな？(￣ー￣；
美容師それぞれ。。。
お客様それぞれ。。。
でもお客様は
何も悪くないんですよ。
教えない美容師側の問題です。
と。
やりたい髪色があるお客様は
「希望の画像」
と
「自分の現状の画像」
を用意して
事前に美容師と相談するのが
いいと思います。
そこで
ブリーチ無くてもいけるのか
やっぱりブリーチが必要なのか
それに対しての見積もり
などなども出来るでしょうから
現場でのゴタゴタも少なくなるでしょう。
実は、最近ウチでは
ヘアカラー希望のご新規様の
電話だけでのご予約を
お断りさせて頂いています。
（例外はありますが）
なんてもったいない事をしているのか
とは思うのですが・・・。
どんなヘアカラーを求められているか
電話口ではわからないためです。
ダブルカラーなのか
通常のカラーなのか
そもそもお客様自身がそれを分からない
それによって
予約の取り方が大きく変わります。
他のご予約もあり
そんな曖昧な状況で
予約を取れないのです。
なので
お店のLINEでのお問合せでは
画像を用いてカウンセリングしつつ
対応させて頂いてますし
ご予約を頂いています。
そもそも最近のご新規様は
LINEスタートが多いのです(・∀・)
スタッフが多いお店であれば
ガツガツとヘアカラーご新規様を
受け入れることが出来るのでしょうが
ウチでは対応できないのですみません。
ぜひLINEでお問い合わせくださいませ。m(_ _ )m
とっても長い話でしたね。笑
つづく。
ヘアカラーのあれこれ２ （デザインカラー）
（参照↓）
よろしくどーぞー。
長々と本音で語るウザいカテゴリー
たまには真面目な話 一覧
（参照↓）
予約状況は毎日更新♪
（参照↓）
ご確認くださいませ。(・∀・)
Actのあれこれ（主にご新規様に向けて）
http://ameblo.jp/magachamura/entry-12267829928.html
スタッフ募集
http://ameblo.jp/magachamura/entry-12150073605.html
LINE＠への登録
http://ameblo.jp/magachamura/entry-12065728258.html
LINE＠活用法
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LINE＠での予約に関して
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次回予約のススメ
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駐車場のご案内
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電話予約に関して
http://ameblo.jp/magachamura/entry-11752416986.html
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＜ホームページ＞
＜instagram＞
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予約優先制 ０１９－６８１－３１２５
