こういう古いキットを作る上でまず最初の工程となるのは「部品を作ること」です。
現行のキットならパーツを切り出し、ゲート跡やパーティングラインなどの処理だけでよいので「部品の整形」になるところですが、昔のキットの場合はまず表面を均し、直角水平の面出し、さらに形状が全然違うパーツだと(あるんです、これが!)パーツそのものの改修または新造までしなくてはなりません。
だから「作る」なのです。
このキットでどうしても作り直さねばならないのは艦体下の主砲基部。
ここは設定画などを見るとある程度の高さがあって中に3本の支柱があるインテーク状になっているのですが、キットのパーツでは高さがなく艦底に貼り付くような形状となっています。
どうにも無視できないのでまずキットのパーツを3分割し高さを増してから支柱を作りました。
他にも細かい違いをあげればきりがないのですが、こだわらなければあとは何とか解釈の違いですませられるレベルだと思います。
もう一ヶ所、ここは個人的な好みなのですが、艦体左右に付くインテークが開口されていなかったのでくり抜いてメッシュを貼りました。
パーツの均しに時間がかかったため今日はここまでです。 つづく~
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