今日の記事から表示される画像を大きくしてみました。いまだに試行錯誤の連続ですが模型関連のブログだし画像は大きくはっきりさせた方がいいかと思いまして・・(^^;どうでしょうか?
さてさて、昨日に引き続き完成に向けてマスキングから細部の塗装をします。一晩おいてパール塗装面もマスキングができる塗膜強度になったので、ライン部分を残しマスキングします。
この時、肌の部分は先のコスチューム基本色塗装時にしたマスキングを残したままです。本来マスキングは早目に剥がしたいところですが、ライン塗装の段階でも肌は隠しておかなければならないのでそのままにしておきました。
黄色い部分がマスキングテープ、緑に見えるのがマスキングゾルです。
ラインは赤と黒のツ-トンなのでまず赤を吹きつけてから乾燥を待って今度は赤をマスキングし黒を吹きつけます。
本体以外の小物パーツは乾燥待ちの時間に塗装しますが、たとえば手袋とコスチュームなど同じ色の部分は同時進行で塗装しておくと二度手間にならず効率的です。
そうして吹き付け塗装がすべて終わったら細かい部分を筆塗りすれば塗装作業は終了ですが、マスキングを剥がすと必ずと言ってよいほど塗り分けラインに乱れが生じていますので、細部の筆塗りと共にリタッチして仕上げましょう。
パテで新造した腕輪はこうなりました。
細かい部分の筆塗りで塗装は終了と書きましたが、その中には一番大事な顔描きが含まれています!
極論すれば顔の出来ですべてが決まるとさえ言えるので、ここでの作業は全部大事です。
とはいえ技術的なことは慣れるしかないのでいくつか気を付けたいことを書くと・・
まず視線を合わせること。左右の視線を合わせるのは当然ですが、顔の向きとポーズを考えて違和感のない視線になるよう黒目の位置を決めましょう。
それから黒目の大きさです。これが意外と大切で、ほんの少し大きさが違うだけで、そのキャラに見えなくなったりしますのでご注意を。
次に極力原色の黒は使わないこと。意図して使う場合は別ですが、アイラインや黒目に真っ黒を使うとどうしてもドギツイ印象になってしまうので、限りなく黒に近い濃い茶色や濃いグレーを使うとよいと思います。
ちなみに僕はミッドナイトブルー(ブルーと名前が付いていますが実際は濃~いグレーです)を使っています。ただし、これは僕の私見ですから参考程度にお考えくださいね。
さぁ塗装が完了したら各パーツを接着して完成です!
が、このキットはまだ1行程作業がありました。それは髪の毛接着後の処理。
ほとんどのキットは前髪が別パーツになっており、接合部を髪の毛のラインに持ってきてくれていれば接着だけで済みますが、このキットのようにフラットな面に接合部がある場合は、接着後に継ぎ目消しの処理をしてから部分塗装で仕上げねばなりません。
塗装の終った顔部分を挟み込んでからの作業になるので、顔を汚さないよう神経を使う作業となります。
がんばってこの工程もクリアしたら眼と唇に軽くクリアでつやを出して今度こそ本当に完成です!
お疲れ様でした(^^)/
ランキングに参加してます。応援(ポチっと)していただけるととてもうれしいです!