一式陸攻制作日誌2~謎多き機体・・ | 行雲流水

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自由人まふの日々の記録

またしてもずいぶんご無沙汰してしまいました(;´Д`)最近今一つ体調が悪くて更新も滞りがちです・・。と言っても大病とかではなくCMでやってる「未病」って感じですね。

さて前回の最後に書いた、作業ストップの原因となった疑問とは何なのか・・?

それは、「機体内部の色について」です。

この一式陸攻、キットのマニュアルにはコクピットも含めて機体内部は全て「RLMグレー」の指定になっています。

まずこの指定が疑問でして、海軍機でしかも三菱製であれば当然コクピットは「コクピット色」ではないかと思うのです。

さらに月光などでは青竹色となる脚収納庫までもがコクピットと同じ色となっています。

ここでまた新たな疑問が出てきたわけで、僕の説が正しいと仮定して機体内部をコクピット色に塗装した場合、同じ色指定である脚庫内部がコクピット色となるのはおかしくはないか・・ということです。

先述の月光を始め零戦や紫電改、雷電などを見ても脚庫内部にコクピット色を使った例は確認できず、結局どこに何色を塗ったらよいか皆目見当がつかなくなったのでした。

そこでネットやら文献を調べましたが、この一式陸攻という機体、内部についてはほとんど資料がなく謎なのだそうです(TДT)

ただ、現存する機体(ほとんど残骸状態ですが)の写真にはグレーで塗られたコクピット部が確認できるものがあるのでキットの指定はその機体が元になっているのかもしれません。

結果、明確な答えが得られなかったので僕なりの解釈で「一式陸攻の内部塗装は何種類かあり、グレー系、コクピット色のどちらも存在した」と考え、脚庫も含めてコクピット色で塗装することにして疑問に対する一応の解決としました。

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内部はコクピット色で塗装

これでとりあえず胴体左右の接着ができます。  つづく

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