エマレッタちゃん制作日誌2 ~パーツの整形と表面処理 | 行雲流水

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自由人まふの日々の記録

さぁ週末です!エマレッタちゃん制作再開~!!

今日からの工程はパーツの整形と表面の処理です。


放置してあったマントは数日置いた事でパテ部分のひけも落ち着いたので、ペーパーがけで面イチにします。この時パテとパーツ素材の硬度の違いに注意しましょう。

具体的に言うと、どんな種類のパテを使うにしろパーツ(無発泡ウレタン樹脂)とパテが同じ硬さであることはほぼないわけで、そうなると普通に手で持ってペーパーをかけた場合どうしても柔らかい素材の方が多く削れてしまい、面イチな面にはなってくれません。


それを防ぐには木片などで当て木をしてきちんと平面を出したペーパーを使うとよいでしょう。そうすることで切削面に均等に力がかけられ、異なる素材でも平面が出せるようになります。

さて、通常のパーツならこれで良いのですが、このキットのマントは表面に砂目のようなモールドが入ってまして、当然それはペーパーでやすると削れてなくなってしまいます。ではそんな時はどうすればよいのでしょう・・?

そんな時は溶きパテを使ってモールドを再現させればよいのです!!

これにはいくつかのやり方がありますが、今回のようなモールドの場合は歯ブラシでのスタンピングが最適でしょう。

まずラッカーパテを溶剤で溶いて筆で塗れる程度の粘度にします。これが『溶きパテ』です。はじめから溶きパテとして市販されているものもあるのでそれを使っても構いません。


モールドが消えてしまった部分に溶きパテを薄く塗ったら乾かないうちに歯ブラシでトントンと叩くようにして表面を荒らします。周りのモールドを見ながらうまくなじませるように力加減を調整しましょう。

この作業が終わったら乾燥させて様子を見ますが、作ったモールドのほうが目立つようなら必要に応じて溶剤で均す、軽くペーパーをかけるなどの処理を施しましょう。

マント03

そうして復活させたマントの継ぎ目部分です。

マント04

周りと比べるとこんな感じです。

同じように他のパーツも整形&表面処理をしていきます。  続く!



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