エマレッタちゃん制作日誌3 ~モールドの再生 | 行雲流水

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自由人まふの日々の記録

マント以外にもうひとつ強敵が!!それがこの『なんかの骨』パーツ!

ベースパーツ

ワンパーツなのでマントのような接着は必要ないものの、全体に細かいモールドが入っているため、ペーパーがけで消えた部分はやはり復活させねばなりません。

複数の型を合わせて成型する以上、金型であれシリコン型であれパーツには合わせ目の跡(パーティングライン)が入ります。これをなくする作業の時にいっしょにモールドも消えていくわけです。

ベースパーツ01

アーチ状の部分の真ん中に走るラインがパーティングラインです。

こういうゴツゴツしたモールドの場合はペーパーがけしなくても、ラインを目立たなくするだけで済む場合があります。

むしろそのほうが、ペーパーがけでラインを消す→消えたモールドを再生する・・よりも簡単で効果が高いこともあるのです。

その方法は『パーティングラインの直線を隠すようにモールドを彫る』です。


有機的なモールドの中に人工的な直線があるから目立つのであって、それならその直線を有機的に変えてやればよい、という事です。

ベースパーツ01’

そうしたものがこれ。まだ微妙~にわかりますがこれくらいになればあとは塗装で何とかなります(^^;;

同じように湯口を切り取った跡も周りに合わせてモールドを入れてやります。

ベースパーツ02

作業前

ベースパーツ02’

作業後!

こうして整形しつつ、整形の必要のないパーツも含め全てのパーツの表面にペーパーがけをします。が、これは整形のためではないので600~800番程度の目の細かい耐水ペーパーで軽く行います。


・・何のため?それは次回お話しますね! 続く!



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