マント以外にもうひとつ強敵が!!それがこの『なんかの骨』パーツ!
ワンパーツなのでマントのような接着は必要ないものの、全体に細かいモールドが入っているため、ペーパーがけで消えた部分はやはり復活させねばなりません。
複数の型を合わせて成型する以上、金型であれシリコン型であれパーツには合わせ目の跡(パーティングライン)が入ります。これをなくする作業の時にいっしょにモールドも消えていくわけです。
アーチ状の部分の真ん中に走るラインがパーティングラインです。
こういうゴツゴツしたモールドの場合はペーパーがけしなくても、ラインを目立たなくするだけで済む場合があります。
むしろそのほうが、ペーパーがけでラインを消す→消えたモールドを再生する・・よりも簡単で効果が高いこともあるのです。
その方法は『パーティングラインの直線を隠すようにモールドを彫る』です。
有機的なモールドの中に人工的な直線があるから目立つのであって、それならその直線を有機的に変えてやればよい、という事です。
そうしたものがこれ。まだ微妙~にわかりますがこれくらいになればあとは塗装で何とかなります(^^;;
同じように湯口を切り取った跡も周りに合わせてモールドを入れてやります。
作業前
作業後!
こうして整形しつつ、整形の必要のないパーツも含め全てのパーツの表面にペーパーがけをします。が、これは整形のためではないので600~800番程度の目の細かい耐水ペーパーで軽く行います。
・・何のため?それは次回お話しますね! 続く!
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