デカールが乾燥したのでクリアでコートします。これはデカールの保護とツヤの統一を兼ねた工程ですが、デカールを侵さないよう薄く数度に分けて吹きましょう。
当初、表面仕上げは半ツヤ程度がいいかと思いましたが「戦況が激化するまでは整備員が顔が映り込むほどテカテカに磨いていた」との記述があったので、このスケールならそれも面白いかもと考えて光沢仕上げとしました。
5回程度吹き付けましたが、ウチのエアブラシはノズル径が0.3mmなので主翼など広い面の塗装ではどうしても吹きムラが出てしまい結局均等なツヤには出来ませんでしたが、自分の腕ではこれが限界と判断したので表面を軽く整えて次の工程に移行します(TДT)
タイトルにはスミ入れと書きましたが正確にはウォッシングで、ごく薄めたエナメル塗料を全体に塗って溶剤で拭き取るという方法です。黒やグレーではドギツくなりそうだったのでカーキに白を加えた色を使ったのですが、逆にほとんど目立ちませんでした。それでも全体のトーンが若干ながら「飴色」寄りになったのでこれはこれで結果オーライとします。
ほとんどわからないスミ入れ効果・・
これで『1/32零式艦上戦闘機21型』制作における全ての工程は終了です。去年の11月25日から約1ヶ月半、途中小さなアクシデントなども織り交ぜた苦しくも楽しい製作でしたがおかげさまで何とか完成を見ました。やれやれ・・・(*´Д`*)
あとは最後の点検をして、次回画像をアップします。
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