年をまたいでのスローペースな制作となりましたが最後までお付き合い下さいまして有難うございました。
キットは7種の機体からマーキングを選べます。箱絵にもなっている進藤三郎大尉機はあえて避け、空母瑞鶴搭載機の中から佐藤正夫大尉搭乗機を選択しました。
進藤三郎大尉機も赤と黄色のラインがカラフルでいいのですが真珠湾攻撃の21型と言えば猫も杓子もこれ、というのも何だし、佐藤大尉機のホワイトラインのみというカラーリングも日の丸の赤によく映えてはちまきを思わせる清廉さがカッコいいと思ったので・・。
エンジンは手を入れただけの効果はあったと思います。とくにこのキットは完成後もカウリングを外してエンジンを見ることが出来るので最低このくらいのディテールアップはやっぱり必要だと感じました。
最近の説では脚収納庫と脚カバー裏面はどうも機体下面色が正しいようですが、模型としての見栄えを優先して塗装指示通り青竹色で塗装しました。
コクピットについても元々の出来が良いためほんの少しのディテールアップで期待以上の効果が出たと思います。
自分ではしっかりと気を配って制作したつもりでしたが完成後の作品を見るとやはり随所に技術不足による仕上がりの甘さが目立ちます。
フラップの押し出しピン跡は完全には消せませんでした(T_T)
あとは主翼前縁の接合線がわずかに残っていたりプロペラの下地処理が甘くシルバー塗装後にキズが目立ったり・・。これらの反省点を踏まえて今後の制作時に生かしたいと思います。
やはりこのキットは今の僕には荷が重かったようで、完璧な(に近い)仕上がりを望むならもっとエアモデルの経験値を増やしてからトライすべきものだったように思います。
とはいえ制作における充実感と完成後の達成感は素晴らしく「作ること」の楽しさは十二分に味わえる秀作キットであることは間違いありません。
ただ・・まふ的にはお腹いっぱいでしばらくは作らなくていいかな(´∀`*)
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