火炎(ほむら)制作日誌~その4 小物の制作 | 行雲流水

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自由人まふの日々の記録

前回の記事で右手の話が出ましたが、このキットは右手がコンパチになっていて、「敵の頭を掴んでいるタイプ」と「小刀を持っているタイプ」が選べます。

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これと・・

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これね

今回の制作では女性とクリーチャーの質感の対比が面白いので頭掴みバージョンを選択しましたが、それにより少々困ったことがおきてしまいました。


このような鍔の無いあいくちタイプの刀の場合、柄と鞘は同じ太さであり納刀時にはツライチになると思うのですが、このキットでは何故か柄の方が細くなっているのです。

右手に持っている(抜刀している)と気付きませんが、頭掴みバージョンの場合には当然小刀は鞘に収まっているわけで、そうなるとかなり違和感があるのです。

そういうタイプの刀もあるのかな・・とも思いましたが、やはりここは同じ太さに修正しておくことにしました。(ただしこの修正を行うと、抜刀タイプの右手に持たせることは出来なくなります。)

エポキシパテを柄の部分に盛り付け硬化後に削り出します。やり方はいくつかありますがこの方法が作業性、完成後の強度などからベストと言えるでしょう。

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ベージュの部分がエポパテです

小刀の修正が出来たら大刀と共に塗装します。鞘の色がコスチュームと同じ黒なのでここはツヤを変えて質感の違いを表現すると見栄えがします。

コスチュームが半ツヤなので、僕はツヤありの黒呂鞘風にしましたが、逆に表面を荒らしてツヤ消しで塗装し、黒石目とするのも面白いでしょう。

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刀身はスーパーアイアンとスーパーシャインシルバーで刃紋を表現してみました。

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シルバーを使ったついでに手甲とつま先のツメもここで塗装しておきましょう。この部分はきちんと塗り分けず境目をぼかす方が良い雰囲気になるようです。

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今日はここまで。次回、顔関係(髪の毛含む)とクリーチャー頭部、細部の塗装を行います。


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