明日への願い / (1968年)    収録
 ELVIS NBC -  TVスペシャル / (1968年)    収録
 邦題 「明日への願い」    ウォルター・アール・ブラウン    作







 1968年12月3日に放映された特別番組「ELVIS : NBC - TVスペシャル 」
  (エルヴィス・カムバック・スペシャル) のクロージング・ナンバー♪

 メンフィスで暗殺されたマーチン・ルーサー・キング牧師の演説
  「私には夢がある / I Have A Dream 」に応えるかのような、スピリチュアルな
 メッセージ・ソングを、パワフルでドラマチックに歌い上げました。 
 


 ■ 明日への願い

 きっとどこかに、もっと明るく
 燃える光があるにちがいない
 きっとどこかに、もっと青い空を
 高く飛んでいる鳥がいるはず
 兄弟たちがみな手を取りあって歩けるような
 そんな素晴らしい国を夢見ることができるなら
 でも教えて、なぜだろうか
 おお、なぜその夢がいま実現しないのだろうか
 おお、なぜだろう

 いつか平和と理解が
 生まれるにちがいない
 約束の強い風が
 疑いや恐怖を吹き飛ばしてくれるにちがいない
 すべての人々の上に、希望の光を注いでくれる
 もっと熱い太陽を夢見ることができるなら
 でも教えて、なぜだろうか
 なぜ太陽は、いま現れないのだろうか

 僕たちは今、厚い雨雲に
 行く手をふさがれている
 僕たちは今、苦悩に悲嘆する世界に
 閉じ込められている
 でも、人間に夢見る力さえ
 残されているならば
 やがて、きっと魂が救済される日が
 空高く飛び立つ日が訪れるはず

 心の奥深くを、かすかな疑いの気持ちが
 よぎるけれども
 でも、きっと答えが見つかると確信している
 必ず答えは見つかると
 ずっと向こうの暗闇の中に
 僕たちを招く燈火が見える
 どうか、僕が考えられるうちに
 話せるうちに
 立てるうちに
 歩けるうちに
 夢見られるうちに
 どうか僕の夢をかなえてください
 どうか、今この場で
 僕の夢をかなえてください

           訳 : 前田絢子




 ELVIS: NBC-TV SPECIAL

 
  IF I CAN DREAM
 アメリカの祈り / この愛は面影の中に / (1972年)  収録
 エルヴィス・イン・ハワイ / (1973年)  収録
 邦題「アメリカの祈り」  アレンジ : ミッキー・ニューベリー

 アメリカの有名な伝承歌、「デキシー」「リバブリック賛歌」「私の試練」の3曲を組曲としてまと
 めたもので、71年にミッキー・ニューペリー自身がレコーディングしています。
 この3曲からなる「アメリカの祈り」はエルヴィスの1970年代前半のステージでの ハイライト
 ナンバーとして取り上げられ、70年代のエルヴィスを代表する曲として有名です。
 多くのライブ・アルバムにも収録されています。







 伝説の「アロハ・フロム・ハワイ」公演より♪
 1973年1月14日、ハワイ・HICで開催されたクイ・リー癌基金のための慈善コンサート。
 コンサートの模様は衛星生中継で、約38ヶ国で放送され視聴者数は15億人とも言われてい
 ます。



 ■ アメリカの祈り

 おお、もし出来ることならあの綿花の園に
 かの忘れじのなつかしき地に在りたいものを
 見よ、かなたに見よ、遥か彼方に見よ、南部の地を
 ああ、私は南部に居たい。遥か、遥か
 南部の地に在ってそこにとどまるだろうに
 南部に生き、そして死ぬために
 南部の地こそ私が生まれた処
 早朝、神よ、霜の降りた朝に私は生まれたのです
 見よ、かなたに見よ、遥か彼方の南部の地を

 栄光あれ、栄光あれ、ハレルヤ
 栄光あれ、栄光あれ、ハレルヤ
 栄光あれ、栄光あれ、ハレルヤ
 主の真実は来たれり

 だからお休み、小さな坊や、泣かないで
 お前のパパは死にかけているけれど
 しかし私の試練はすべて、神よ、
 間もなく終わりを告げるのです

 栄光あれ、栄光あれ、ハレルヤ
 主の真実は来たれり

                            訳 : 湯川れい子




   
  AN AMERICAN TRILOGY /アメリカの祈り

  
  ALOHA FROM HAWAII VIA SATELLITE
 クイーンⅡ / (1974年)  収録
 邦題「ホワイト・クイーン」  ブライアン・メイ  作

 この曲はブライアンがインペリアル・カレッジの学生だった時代に書かれた曲...♪
 一方的に思いを寄せる彼女への気持ちを歌っています。
 ブライアンは同級生に思いを募らせながら、どうしても勇気を出して彼女に話しかけることが    
 出来ませんでした。
 ブライアンの若き日の苦悩が伝わってくる美しい曲ですね。。。



 
   Queen - White Queen



 ■ ホワイト・クイーン

 なんと悲しげなその瞳よ
 微笑みかけるような黒き瞳
 ああ なんと悲しげなその瞳よ
 物語は ここから始まる

 それはちょうど今宵のように微風も吹かぬ夜
 私の額を拭めた優しい口づけ
 ひとり彷徨い歩く私に
 まわりに立ちこめた空気が囁く
 もうじき 我らの女王がここを通ると・・・・・・
 ああ 深い悲しみの霧に包まれ
 白を纏った女王はひとり歩む
 漆黒の闇は蒼色に姿を変え
 その美しい髪には無数の星々がきらめく

 その想いは聞き届けられる── ことなく
 その願いは── 唯ひとつ
 私の瞳は悲しみに翳る
 女王は私の存在にさえ気がつかない

 なぜ そのように彷徨うのか
 何を見たというのか
 ああ 緑なす柳よ
 私は思わず貴女の名を呼び
 その窓の下にじっとこの身を潜める
 彼女の立てる足音を こよなく愛していた
 そして その姿を目にするたびに
 この哀れな胸はどんなに痛んだことか
 白き女王よ
 私の乾いた唇は言葉さえも失い
 私はただ 貴女を待つ

 ああ 女神よ この絶望の声を聞き給え
 もう手遅れだというのか
 私はここで永遠に待ちづづけなければならないのか

 さようなら 親愛なる友よ
 今は涙さえも涸れてしまった
 そして 物語は始まりと同じように
 悲しい結末を迎える・・・・・・
 
                    訳 : 山本安見



 
 当時愛読していたロバート・グレイウズ(アラビアのロレンスを書いたイギリス人作家・詩人)
 の、男女の関係や葛藤を描いた詩集「白い女神 (The White Goddess)」 に影響を受け憧れ
 の女性をホワイト・クイーンに称えたそうです。
 (六角堂)



 
   QUEEN Ⅱ