いつも行くスーパーで、レジを済ませて買い物した商品をレジ袋に詰め込んでいたときのことでした。
私の右側のやや下方向から何となく視線を感じたので、ふと目をやると、そこにはベビーカートに乗せられた生後10か月くらいの女の子の顔がありました。可愛い目でじっと私の顔を見つめていたのです。思わず顔が綻びアイコンタクト。でも、いつも人から怒っているように見られる自分の顔つきを思い出し、泣かれては大変と慌てて目を逸らそうとした瞬間、その女の子は満面の笑みを浮かべてくれたのです。
まさに天使の微笑み!
その笑顔によって、私の心の中の硬い何かが溶け出して、全身に温かいものが一挙に満ちていくのを感じました。
すぐ傍で私と同じように袋詰めしていた母親は気付いていなかったかもしれませんが、女の子と私との間に一気に繋がった絆の糸は二人だけの秘密です(笑)
品物を詰め終えた袋を持って立ち去ろうとした私に向かって、今度は小さな手を振ってバイバイ。天使にとどめを刺されてしまった感じです(笑)
よく「目に入れても痛くない」と言いますが、「たとえ痛くても目に入れたい」気分になってしまいましたよ。
思わずその母親に、こんな可愛い天使を授かったあなたは幸福者ですね、と声をかけたくなりました。いや、こんな可愛い天使に育てた、あなたの育て方は間違ってないですよ、と言うべきかな?とも思いました。
小さな存在が大きなパワーを与えてくれる。笑顔ひとつで1人の人間をその日一日ハッピーな気分で過ごさせてくれるんですからね。赤ちゃんって凄いなあと思いました。
去り際に母親に向かって「このまま真っすぐに育ててほしいな。育児に苦労はあるでしょうが、ママさん頑張ってね!バイバイ」と心の中で手を振ってしまいました。可愛くはないでしょうけどね(笑)



