この時期、ジャック・オー・ランタンと呼ばれる「お化けカボチャ」をあちらこちらで見かけます。ハロウィンを象徴するもののようですが、少し前までは見かけなかったように思います。
元々はキリスト教に由来するものなのかどうかは知りませんが、魔女やお化けに仮装した子供達が近くの家を1軒ずつ訪ねてお菓子を貰い歩く。そして、お菓子が貰えなかった場合は報復の悪戯をしてもよい。ということのようですが、日本の風土には合わないのでは?と私には思えます。
街中でゾンビや魔女に仮装した若者と出会ったとしたら、私なら親近感ではなく嫌悪感を抱いてしまうでしょう。何年か前にはアメリカで、仮装した日本人少年が射殺されるという事件も起きました。
基本的には仮装した当事者だけが楽しむイベントのように思えてなりません。第三者には不快な行為である場合も多いのに思いが至らない、想像力が働かない若者が増えているのではないかと。若者だけに限りませんが・・・。
最近、コンビニのアルバイトなどによる「不適切行為」のネット投稿から、ツイッターなどが炎上する事件が頻発していますが、それらにも繋がっているのではないかと考えてしまいます。
また、ハロウィンが日本に定着しつつある一方で、日本古来の伝統的な秋祭りが影を潜めつつあるように感じます。
東京一極集中が進み、地方から若者が流出してしまったことで地方に元気がなくなったのも一因かもしれません。
先日、「瀬戸内芸術祭2013」で粟島(香川県三豊市)に行った帰りに、三豊市のマリンウエーブで行われた「みとよ獅子舞フェスティバル2013!」を見て来ました。
三豊市内13の地区や保存会などの出演によるものでしたが、後日、三豊市出身の人から聞いたところによりますと、小学生低学年の児童と高校生中心のメンバーが太鼓を叩き、高校生が獅子を舞うそうです。
獅子の舞いはとても激しいもので、長時間太鼓をたたき続ける子供たちにも体力が必要だと感じましたが、両者が心を合わせて演じる舞台を見ているうちに、厳しかったであろう前日までの練習風景が目に浮かび涙が溢れそうになりました。
子供と青年が同じ舞台に立ち、保護者など大人たちが見守る環境、空気感。私にとって貴重な経験でした。
何よりも、小さな子供が大きな獅子に立ち向かう姿が可愛くて可愛くて・・・。
【↓みとよ獅子舞フェスティバル 2013】

私の偏見かもしれませんが、ハロウィンとは違って日本の秋祭りにはコミュニティの深い絆が感じられます。歳の差を超えて切磋琢磨して祭り当日を迎え、心を合わせて成果を見せる。秋の収穫を祝う気分を盛り上げてくれるように思います。
クリスマスやバレンタインデーなど外国由来のイベントが定着してしまいました。さらにハロウィンも?
ハロウィンと秋祭り。
秋の収穫を祝い感謝するという本来の意味合いからしても、農耕民族の日本人には日本の秋祭りが相応しいように思えてなりません。
外来ものを拒絶するわけではないですが、日本の伝統的な行事を護りたいなあとつくづく思う次第です。
2011年のものですが、ユーチューブに上がっていましたので、ご興味とお時間がありましたらご覧になってみてください。
【みとよ獅子舞フェスティバル2011から】
【みとよ獅子舞フェスティバル2011から その2】










