そう簡単に思い出せない程以前から
足の痛みに悩まされていた。
癌の手術を受けると決ったときにその痛みがピークに達し
整形外科を受診したら
「座骨神経痛だね」と、あっさり。。。
神経の痛みって半端ない。。。
椅子に座る事も苦痛になる。
手術って
同じ体勢で何時間も居る訳でしょ？
私、耐えられるのかな？
という素朴な疑問をぶつけてみた。
でも手術を控えていたので、整形外科では
通常出す「血液をサラサラにする薬が処方出来ない」
と言われ、術後の受診を余儀なくされた。
それでも痛みは待ってくれない。
お見舞いに来てくれた針灸師の友達に
思いっきり訴えたところ
彼女はコーチのバッグの中をガサゴソ…
「おっ！ 私今、鍼を２本持っているぞ！」
即座に打ってもらい、なんとか手術を乗り越えたのでした。
あれから１年以上。。。
痛みは私とすっかりお友達になってしまいました。
近所の整形外科に通っても一向に良くならず…
朝起きた直後は椅子にも座れない程痛みます。
こんなんじゃ、仕事にも出られない。
活動にも支障が出る。
なかば諦めかけていたところ、主人の同僚のSさんが
近所の整体を紹介して下さいました。
弱視なので、何かを見ようとすると前傾姿勢になることも、
骨格のゆがみに影響しているのだろう。
子宮と卵巣を摘出してから、この体に何が起こってしまったのだろう。
そしてこれからどうなるのだろう。
そんなことを漠然と考えながら半信半疑で施術を受けました。
そこで先生から２種類の体操をおそわりました。
楽に背筋や足を伸ばして行うもので、
やってみるととても気持ちが良いのです。
驚いた事に翌朝
足の痛みが全くありませんでした。
こんな朝は何年振りでしょうか。
なんだかこの病気が治せるような気がしてきました。
