あまりにもTwitterで毎週話題になっていたもんだから。
私はガンダムシリーズは詳しくなく、パートナーから勧められてダブルオーを観たくらいです。水星の魔女は受動喫煙。
まず見てない方向けに。
ガンダムシリーズは多くの作品がありますが、全てを知る必要はありません。今作はその中でも最初のガンダム(通称ファースト)から始まる「宇宙世紀シリーズ」というものの一つです。宇宙世紀(Universe Century)とは、人類が宇宙へ進出し、暦が西暦から変わったことから由来します。詳しくは本郷奏多氏を始めとしたたくさんのユーチューバー様方が紹介していますので、そちらを参考にしてください。
ある程度ガンダムシリーズの専門用語を知らないと、台詞を一つ一つ理解したい方にとっては苦痛かもしれません。しかし最低限「この世界は人工衛星(コロニー)や月に人が住んでいるのは当たり前で、人型で人間が乗り込んで操作する大きなロボットがモビルスーツと呼ばれていて、その中でも特殊なモビルスーツはガンダムと名付けられている」という事さえ分かっておけば、この作品は楽しめる範囲にいると考えてもいいと思っています。
ここから感想。
用語がわからなくてもそれ以上に予想を上回る展開。中だるみもなく全てが最高速度。私はキャラクターの台詞をちゃんと理解していたい人間なので、サイド6!?イズマコロニー!?ミノフスキー粒子!?ゼクノヴァ!?ゲルググ!?ジェットストリームアタック!?サイコガンダム!?キロケガ(正しくはキケロガ)!?エンディミオン何!?何何何!?となっており、都度のTwitter有志による解説と考察が命綱でした。
人によってマチュやニャアンの行動が気に食わない人もいるらしく、そこが批判点のようになっている方もいましたが、私にとってマチュは年相応の思考、自分探しの果て、結果的に関わるべきでない人達と触れ合ってしまったのだと思います。自分が今まで持ってた価値観とは全く違う存在との交流は、良くも悪くも強い影響を及ぼすよね。
最終的に彼女は今までの生活を捨てざるを得ない状態になってしまいましたが、それでも彼女は後悔することはないと思います。
また、作中時間がぼかされた部分が多く感じました。地球以外の環境は季節がないため、月日の経過を感じにくいのもあります。初対面の人間同士が次の話では気安い間柄になっていることがあり、少々混乱しました。これは監督の意向で、一つ一つ説明するのではなく、余白を作って視聴者に想像の余地を作るというもの。これが結構塩梅が難しいもので、ですがその結果ファンメイド漫画や考察が大量にSNSで盛り上がるきっかけになった。
放送が終了してしまった今では、SNSで盛り上がっている様をリアルタイムで感じることができないのが残念。
総括。
ガンダム初心者でも、よくわかんないけど、なんか分かった!っていう状態がOKならオススメできる。淡々と見るより、色んな人とわいわい言いながら視聴するほうが絶対に楽しい。