寧夏の砂漠、昔は森林で覆われていた 古代の寧夏は、鬱蒼とした森林で覆われていた。そのことは、西夏王国の繁栄、豊饒の緑地を外敵から守るための築城などの古の出来事が遺蹟や記録文章からもうかがい知ることができる。また、いまでは、砂底から大木の株や動物の骨が堀だされている。これらによると、寧夏では数百年前には、草食獣のネズミ、ウサギ、タヌキなどが生息し、これを捕食する肉食獣のヒョウ、オオカミ、ヤマイヌ、キツネなどが跋扈していたことがうかがいしれる。